最近3年間で学んだ3つの大切なこと
こんにちは、投稿するのもお久しぶりとなってしまいました。早速ですが今回も新しく得た学びであり、失敗を紹介できればと思います。大きく分けて3つあります。【シンプルに読みやすくサクッと】を目指していきます。
①嫉妬という感情の扱い方
②他人に期待しないこと
③自分を安売りしないこと
①嫉妬という感情の扱い方
私自身、特に意識せずとも友達や誰かが何か成し遂げていたりすると、「いいなあ」とボンヤリ感じたりすることはありました。しかしたまに大きくそれが膨れ上がることもあるのです。
そうなると嫉妬という感情から生まれる怒り・憎しみ・悔しさ・憎悪などの暗い感情が精神だけでなく身体を支配するようになります。
その期間に入ってしまうと抜け出すのは結構大変です。その内どんなことに対してもイライラしたり、悪いこと尽くしになってしまうわけです。
冷静になって後から考えると大抵は思い込みだったり、勘違いだったり、時に事実だったりもありますが、「なんであんなに○○だったんだろう」と思うことがあるかもしれません。
嫉妬という感情はこのように拗らせると厄介です。ですが、それをうまく受け入れて使いこなせば、案外自分の素直な感情として腑に落ちたりもします。
やり方は単純。あなたが嫉妬している対象のしたこと・やったことなどを、あなたは大なり小なり【求めているんだな】と理解して受け入れてあげることです。
例えばお金をたくさん稼いだという情報に対して嫉妬したならば、それはあなたがお金を欲していると、素直に受け入れる。こういう自然に発生する嫉妬は受け入れる、みたいな。そんな感じです。
ただ、一つ問題もあるので注意が必要です。
それは積極的に嫉妬しにいくことです。ここでは積極的嫉妬とでも呼びましょうか。
積極的嫉妬は自分からあえて摂取しすぎない方がいいような情報まで取り込んで嫉妬しにいってしまうことです。インスタやツイッターなどのSNSなんかが思いっきりその典型例です。
写真や映像、文字など、何らかの形で【切り取られた情報】は、なぜか綺麗に見えるものです。隣の芝生は青く見えるってヤツですね。人間は一生なにかを求めるものですから。
それらの切り取られた情報は自分の生活からは少し離れているように感じますよね。そしてなにより、SNSはなぜか身近に感じてしまうのが問題なんです。画面で見てるからなんですかね?
それゆえに
⇒身近なはずの人が、自分よりもすごいことをしている
⇒なんで?
⇒すごく羨ましい
⇒嫉妬
というサイクルが生まれます。
まあ日常の些細なイライラとか、仕事・人間関係で、環境で、など色々な要因は他にもありますけど、心が弱っているときほど、変なところに目がいったりするのです。
ですから、積極的嫉妬だけは本当に自分にとってなんのメリットもないので、SNSからは離れるのをお勧めします。
1日目はかなり禁断症状というか、めちゃめちゃ開きたくて仕方なくなりますが、頑張って2日くらい放置すると案外大した問題はないんだなってわかります。無駄にSNS開きすぎていたときより時間を他に使えてメリットありまくりです。
私は、イチイチ自分以外の他人がする一挙手一投足に注目して何の得になるのかと考えるようになりました。それが嫉妬との向き合い方であり、自分の素直な感情の受け入れ方でした。
②他人に期待しないこと
次に自分がしていた癖、それは他人に大きく期待することです。自分と同じように相手だってちゃんと何か頼み事なりなんなりをこなしてくれると思ってしまうことです。
もちろん誠意のある人はしっかりとこなしてくれます。そういう人は絶対に大切にしてください。しかし、世の中誠意のある人だけで成り立っていないというのがポイントなんです。
あなたは「努力は報われる」「時間をかけてしっかり綿密にやったことに対しては必ず見返りがくる」と思っていますか?
思っているなら、きっとあなたは今までの人生でいい人・いい状況に恵まれていたのだと思います。私の場合、受験の失敗やデザインの挫折、恋人作りの失敗など、多くの挫折を味わってきたので上の質問に対しては「思っていない」と答えます。
悲しいヤツと思われるかもしれませんが、努力は報われるなんて思わない方が精神的に安定します。時間をかけてやっても失敗することなんてザラです。まして見返りなんて返ってこないと考えたほうがラクです。
なぜかというと、ここで努力する対象や相手に対して期待してしまっているからです。
期待すればするほど、成功しなかった場合のダメージが大きくなっていきます。なぜならそれは、追い求めた理想と実際に直面する現実のギャップが大きくなるからです。それに対して時間をかければかけるほど、期待は指数関数のように膨れ上がっていきます。
自分にとってその対象が第一優先でも、相手にとってそれは第一優先ではないかもしれません。
しかしここで、もはや期待しない、相手は自分の思い通りになんて動いてこないと思っておく。なんなら、自分で少し準備したり、忘れておいたり、とりあえず期待値を大きく下げる。そうすると理想と現実のギャップはそこまで開きません。
忘れておくと、もはや期待どころの話ではなく、そういえばそんなのあったな、という考えになります。
前提として【返ってこない】。もし万が一にでも返ってきたなら、それは「ラッキーで儲けた」と考えればいいのです。一年ぶりに着たコートのポケットに千円札が入ってたらラッキーって思いませんか?だって、そもそも存在を忘れていたのですし、まさか千円入ってるなんて期待もしてなかったわけですから。
こういう考えになれると、すごく目の前のことに集中していけるようになれます。他人に期待しない。簡単なようで結構難しいです。でも、すごくオススメです。
③自分を安売りしないこと
自分を安売りしていると気づいたのは本当に2、3日前の話です。自分を安売りするとは、あなたの価値を下げる行為を積極的にやってしまうことです。
相手のために、と自分から進んで様々なことをやってあげる。一見するととても素晴らしいことに見えます。ええ、実際そうしてどんどんハッピーな輪みたいなものがグルグル回っていくこともあります。
私の伝えたい状況は、相手に渡すだけで、輪みたいなものがグルグル回ってないときの話です。要するに、一方通行で相手のためにやってあげている状況です。
そういう状況は、自分から相手の下に潜り込んでいくような、大名様に土下座して年貢を納める農民みたいな、そんなイメージを思い浮かべてもらえばわかると思います。
つまり相手の立場を相対的に高めてしまっているのです。きっとあなたはいい人だと思います。そんなことを進んでやるって、人のためを想い、尽くしていくって、なかなかできるものではありません。その気持ちは忘れないでください。
でも、その誠意を尽くす相手は、ちゃんとあなたとハッピーな輪みたいなものをグルグル回していくつもりのある人、ちゃんと態度や行動に表せる人だけに留めておきましょう。
自分を安売りしてしまうと、低い扱いでもいいんだと相手が学んでしまいます。そうすると、ただ都合よく利用されるだけの人になってしまいます。
あなたは存在しているだけで価値があるんです。この世に存在する価値のない人なんていません。なのに、自分から価値を下げて何の得になるんですか?
かくいう私も、都合よく利用されてるという現実に向き合うには相当の覚悟が要りました。なぜならすでに2か月という自分の時間・労力・精神などを全力で捧げてきたものになかなか気持ちの整理をつけられず、相手が私を都合よく利用するはずがないと勝手に思い込んでいたのです。
でも、現実として条件は完璧に当てはまっていました。その事実を突きつけてくれたのは18年来の地元の親友2人でした。彼らは私の歴史を知っています。だから、私が人に対して優しくすることも理解し、そのうえで利用されているという状況と向き合えと、本気で言ってくれました。それがキッカケで今こうしてnoteにも書いています。
時間をかけて学んだことには価値があります。それを相手に提供するならば、ちゃんと何かしらの対価をいただきましょう。対価として最も効果的なのはお金です。実は私は、とある本を読んでから変に感化され、書いてあった通り「無償で最高のパフォーマンスを発揮してやろう」というものを本気で実践してしまいました。
それはある程度社会的影響力があり、ちゃんと周知され、もとより回す資金も経済的余裕もなにもかもそろった状態の人だから成り立つわけで、まだまだ社会も知らないペーペーの私がやるべき行為ではありませんでした。
著者の人なら更に周知されて人気や名声、徳が高まります。ハッピーな輪みたいなものがグルグル回っていきます。しかし、私の場合は対価を受け取るか受け取らないかの話にもならずにただ協力していました。それは輪すらも回っていませんし、自分の価値を下げるだけの行為になってしまっていたわけです。
あなたの価値は無限大です。誰か都合よく利用してくる人は、あなたではなくあなたの持つ唯一のスキルや情報、ノウハウ、都合よく時間などを求めて群がってきます。
そういう時はちゃんと対価をもらうことにしましょう。対価をもらわないことは、自分の価値を下げることです。
同様に対価を払わないことは、相手に対する敬意が欠けていることにもつながります。逆に相手に対して敬意があるなら、ちゃんと対価を払うべきです。
ここら辺は、もはや人それぞれの良心の問題です。どうしたいか、どうしてほしいか、輪を回せるか、きちんと決めてから取り組みましょう。それが、自分を安売りしない方法です。
終わりに
正直、これが全て正しいとも限りません。私の場合は、こういった経緯で、こういうタイミングで起きたから、心に響いてどうにか変えることができました。せめて私のした失敗はしてほしくないと思い、自戒の念も込めて書きました。
何かの役に立ててくれれば幸いです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。それではまた。
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