MAN WITH A MISSIONって本当にカッコいいよね

MAN WITH A MISSION、日本のバンド好きなら誰もが知っている名実共に日本トップクラスのバンド。今年結成10周年を迎えベストアルバムをリリースしYouTubeではライブの傑作選を2日連続24時間限定で公開した。私もその映像を見て改めてやっぱり最高なバンドだなと感じたので私がこのバンドについて思うことをここに書こうと思う。
拙い文章だと思いますが宜しくお願いします。(誤字、脱字は許してください…)

メディア露出やCM、映画主題歌のタイアップも多く、オオカミと人間が合わさった究極生命体というプロフィールなど近年第一線で活躍するロックバンドの中でもかなりキャッチなー要素を持つ彼ら、しかし彼らの持つ本当の“力”そんなものではないと私は思う。

私が初めてマンウィズを聴いたのは中学生の頃、「MASH UP THE WORLD」というアルバムだ。GEROLSTEINERとのコラボで話題となったGet Off of My Wayをはじめ非常に研ぎ澄まされたロックチューンや疾走感あふれる爽やかなナンバーの数々が収録された名盤である。

私はこのアルバムを友達の家で聞いた時衝撃的だった。こんなに時に激しく時に優しく時に爽やかな音楽を聴いたことがなかったからだ。しかしこの時まだ私はこのバンドの本当の“力”には気づいていなかったのだ。

それから数年経ち私がマンウィズのLiveを初めて目にするのが2018年に開催されたDEAD POP FESTiVAL 2018である。正直それまでは好きなバンドの中の一つ、どちらかと言うとBGM感覚で聴いていたバンドだったのだが私はこの日の約35分間のライブで彼らへのイメージの全てをひっくり返されてしまった。

マンウィズのライブが始まり音が会場に鳴り響いた瞬間のフェス来ているオーディエンス全員を巻き込む存在感、MステやTVに出てる時からは想像も出来ない様な獰猛で驚異的なライブパフォーマンス、そしてマンウィズが奏でる音が持つ多幸感と圧倒的カッコよさ、それを正面から食らってまさに怪物だと思った。

その日から私はマンウィズの曲を改めて深く聴き始めた、その中で私は彼らの楽曲の持つ魅力に気づいた。

それは「洗練されたポップセンス」とその裏に隠れた「ミクスチャーロックのもつ熱量とシリアスさ」だった。

例えば「FLY AGAIN」という曲、マンウィズのキラーチューンとも言えるライブの定番曲、四つ打ちのビート、バンドと融合するデジタルなサウンド、サビのリズムに合わせてみんなで手を挙げるライブでの振りなど一見ライブの最後にみんなで盛り上がれるパーティーチューンの要素を多く持つ曲だがそのキャッチーでポップな要素の裏には曲頭のミクスチャー独自のDJサウンドから始まり曲中の様々部分に散りばめられたシリアスなギターリフ、ラスサビ前のなんともアングラ感漂うラップパートなど随所にレベルの高いミクスチャーな要素が盛り込まれている。

また「Hey Now」という曲では少しポップとは違うが突き抜けるデジタルロックのサウンドやサビの開放感、オーディエンス全体でジャンプ出来るような四つ打ちビートなどの聴きやすく要素がふんだんに盛り込まれた同曲の中に揺れるような深いビートやギターやDJプレイなどの様々なサウンドが激しく入り乱れるセクションなどこの曲も激しいロックサウンドと聴きやすさの両方が盛り込まれた曲になっている。

この一見別々に見える様々な音楽的要素が互いに互いを補完し合い、高め合っていることがこのバンドの最大の力なのだと思う。

最初に述べた親しみやすさとロック、ポップス、hip hopなどの他ジャンルを完璧にまとめ上げ研ぎ澄ます音楽センス、それをLiveでオーディエンスに120%のパワーでぶつけるパフォーマンス力、この圧倒的な“力”の数々を持った最先端ミクスチャーバンドそれが
「MAN WITH A MISSION 」なのだと私は思う。

最後に
つい最近マンウィズはタワレコの意見広告シリーズのポスターの最新版に登場した。
今回彼らは
「音ハ媒体、鳴ラシテイルノハ心
 時代ト世界ガドウ変ロウトモ
 コイツハ変ワラナイヨ。」
とコメントした。
彼らの鳴らす心と一緒にどこまでも進んで行きたい、そう思った。