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旭化成エレクトロニクス (AKM) が呼吸検知 高精度半導体、幼子の呼吸も把握 車内置き去りを防ぐ

2024/01/12
半導体
日本の旭化成は、早ければ2024年10月にも新しい半導体ウェーハを量産する予定だ。 このチップをセンサーに埋め込むことで、乳幼児の呼吸などの小さな動きを認識できる精度が向上し、車内への置き忘れ事故の削減に貢献します。 在宅での高齢者の介護にも使えます。 このチップにより、車内に忘れられた幼児の異変や高齢者の容態の急変などに周囲の人がいち早く気づく仕組みを拡充することができます。

新開発の高精度半導体

欧州では2025年から、自動車の安全性評価「ユーロNCAP」で、子供の車内への忘れ物を検知できるセンサーの設置が義務付けられる。 日本でも幼稚園バスには安全装置の設置が義務付けられています。

調査会社グローバル・インフォメーションのデータによると、車の中に子どもの置き忘れを検知するシステムの世界市場規模は2030年に831億3000万ドルに達し、2022年の27倍に増加するという。 旭化成は新たな半導体で需要の高まりに応えていく。

子会社の旭化成エレクトロニクスは、より波長の短い「ミリ波」を使って物体を監視する新型半導体を開発した。 検出方法に関してカナダの新興企業Pontosenseと提携。

同社が開発した半導体チップは、人と物の識別能力が向上したのが特徴で、市販の既存製品と比べて精度が75%向上した。 独自の周波数制御技術に強みを持ち、物体の形状だけでなく、呼吸などの微妙な動きも判断できます。 近くラスベガスで開催される世界最大のテクノロジー展示会「CES」で初公開される予定だ。

旭化成はセンサー開発会社などに半導体チップを供給し、早ければ2025年にも旭化成製品を使ったセンサーが量産車に搭載される見通しだ。静止していない複数人を分離して検知

従来のミリ波レーダーでは「複数人を分離できない」「静止していないと検出できない」「検知できるエリアが狭い」など、検知の条件が厳しいという問題を抱えていました。

AKM は高性能な IC とアルゴリズムを組み合わせて以下の機能を実現しました。

  • 多人数の呼吸同時検知

  • 静止していない人の位置検知

  • 広い検知エリア

  • 50 cm の距離でも複数人を分離して検知 *

製品情報と動画↓↓

実際に 位置 / 呼吸 を検出している様子を動画でご覧ください


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