〔図解〕コーディネートに迷わない「判断基準」#01
我流の「コーディネート」の組み立て方について、この記事で大枠を書きました。
ステップが5つあるうち、step1~3ついて解説します。
step1|「コーディネート」の対象を洗い出す
この写真を「コーディネート」の対象として、要素を「分解」してみます。
↓ 対象を洗い出すと、こうなります。
アイテムだけでなく、「背景(壁紙)」、それから対象者の「肌」と「髪」も含めると、「コーディネートの」完成度がぐんと上がります。
脳内でイメージできれば良いですが、慣れない場合は写真をとる(もしくは写真とるイメージで、枠を描く)と、客観視できるのでおすすめです。
このように、「写真で切り取った範囲内」を分解すると、漏れなく洗い出せます。
◇point:「写真で切り取った範囲内」の要素を「分解」する
私は『Emily In Paris』(NETFLIXオリジナル)という作品のファッションが大好きなのですが、
各登場人物の肌・髪(・もちろんキャラクターも)にぴったりなスタイリングは圧巻です。
◇point:「ファッションコーディネート」は、アイテムだけでなく髪と肌も含める
・ ・ ・ ・ ・
step2|「主役」と「脇役」に分解する
「コーディネート」の対象を洗い出したら、2つのグループに分けます。
「主役」グループ:
選ぶ過程で優先順位が高いもの
「脇役」グループ:
選ぶ過程で優先順位が高くないもの(変更・調整可能なもの)
「主役」グループとして、まず自動的に決まるのは、「変えられない」(=固定の)部分です。
「ファッションコーディネート」なら、
・肌
・髪
は容易に変えられません。(髪はカラーリングをしない前提です)
それから、「強く希望している」「こだわりが強い」もの。
「ファッションコーディネート」なら、
・パーソナルカラー(自分に似合う色)のトップスを着たい
・着やせするボトムスを履きたい
・お気に入りのかばんを持ちたい
などが考えられます。
・ ・ ・ ・ ・
一方で、「脇役」グループは、「主役」グループとのバランスを調整する役割です。
「脇役」グループという「選択肢の余白」をつくることが、「コーディネート」に必要不可欠なのです。(詳細は後編で解説します。)
◇point:「好きなものオールスターズ」(=主役アイテム)だけでまとめず、「選択肢の余白」をつくる
※もちろん「好きなものオールスターズ」でまとめて成功する場合も多々あります。あくまで我流の手法なので、悪しからず。
step3|「主役」グループのアイテムを、具体的に決める
step2で、コーディネート対象のアイテムを「主役」グループと「脇役」グループに分けました。
step3では、「主役」グループのアイテムを具体的に選びます。
続きます。
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