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「ジョブ型」か「メンバーシップ型」ではなく、「等価値交換型」か「共同プロジェクト型」かで捉え直す

「ジョブ型」か「メンバーシップ型」かといった議論が盛んですが、いずれの場合も、「毎月50万円の給料を払うからこの仕事をやってください」という点では、「等価値交換型」の取り組みになります。

違いは50万円という給料の対価である「この仕事」がより明確に定義されているか、ややざっくりと決められているか。

一方、「等価値交換型」の対になるのが「共同プロジェクト型」。ある目的に向かって、ビジネスパートナーとして共同で仕事を進めていく形であり、もらえる(支払う)対価もいろいろだけれど、各人がそれぞれ仕事のプロとしてプロジェクトの成功に向かって頑張る形。

一定の役割分担はあるものの、何か問題が出た時は皆で協力しながら目的に向かって進める形が理想的な「共同プロジェクト型」。

「会社−社員」ではなく「会社−社外の人」との関係でよく使われる言葉のように思いますが、個人的には「会社−社員」との関係においても、「ジョブ型」か「メンバーシップ型」かで 考えるより発展性があるように感じます。

もちろん、「共同プロジェクト型」が成立するにはいくつかの条件があります。

・魅力的な目的があること

・会社も社員もお互いに相手に過度に依存しないこと

・プロジェクト自体が収益的にも持続可能であること

けれども、これからは誰かの言う通りにやっているだけでは、けっして成功しない時代であり、皆で知恵を出し合う時代。少なくとも自分自身の仕事は「共同プロジェクト型」を意識して、高みを目指したいと思います。

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