ブレない自分が無理なら、次はブレてもすぐに戻れる自分を目指す
ブレない自分でありたい。
私もいつもそう思っていますし、ブレないで真っ直ぐに生きている人を見ると、「すごいなぁ」と憧れます。
しかし、残念ながら、なかなか結果が出なかったり、批判や指摘を受けたりすると、ブレそうになる自分がいるというのも事実です。
そこで、最近意識しているのは「ブレても戻れるのが大事」ということ。
まずは「ブレた自分」にダメ出しせずにいったん受け入れます。
「また、ブレたなぁ・・・」
そこではあまり深く落ち込まないようにして、客観的事実として「ブレた自分」を俯瞰し、「なぜ、ブレたのか?」を検証します。
その時、羅針盤となるのがコアコンセプトです。
ブレた場合は自分が力を発揮できない状態と結びついているため、その観点から検証していくと、大抵のケースでは自分でその要因を特定できます。
事実を認識し、検証して要因を特定できたら、あとは対策を打つだけ。「ブレたら戻す」を意識して続けていると、中長期的にはブレている時間が短くなり、パフォーマンスが上がっているのを実感しています。
スポーツ選手がスランプに陥る時は基本の型からブレています。
「ヒットを打とう」「ホームランを打たなきゃ」として、どこかに余計な力が入ったり、相手投手に苦手なコースばかり攻められて、フォームを崩してしまったり、と要因は様々です。また、そこから立ち直る方法も、コーチから指摘を受けたり、自分が好調だった時のフォームをビデオで見たり、ひたすら基礎トレーニングを繰り返したり、といろいろあるかと思います。
そして、超一流の選手に共通して言えることは、どのような方法で立ち直るにせよ、スランプが長くは続かないということです。
我々も一人ひとりが何らかの分野でプロフェッショナルとして働いている以上、スランプに陥っても、それを長引かせないことが求められます。
もちろん、ブレずにスランプに陥らないことがベストですが、それが現実問題として難しいのであれば、ブレても短期間で元に戻れるための工夫が必要なのではないでしょうか。
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