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それはある日突然やってくる

昨日の伊那ジュニアソフトテニスクラブの練習での一コマ。

サーブの練習をずっとやっているK君。
今年からバレーボールとの二刀流になったのですが、相乗効果でサーブの感覚がとっても研ぎ澄まされてきました。
前衛なので、ブロックの感覚も、スパイクの感覚もボレー、スマッシュに直結。
サーブも共通する点があります。
色々なスポーツをやることってすごくいいと思います。
スポーツだけじゃなく音楽や、アートも。

段々と体の使い方がわかってきたようで、アドバイスしたこともすぐにできるようになりました。

ラケットの上の方にボールをあてる。
ラケットは叩きるけるんじゃなく、上に放り投げるイメージ。
そんなことを伝えます。


伝えた直後にものすごいサービスを2本連続決めました。
それまではほわーんとした山なりの回転のないサーブだったのが、角度も回転も鋭いものに変わりました。

「覚醒した!!!!!!!」

と叫ばずにはいられない瞬間でした。

どこにトスをあげればいいのかわかってきたので、トスがずれたら無理して打たずにまたトスから始める。
とっても真剣な表情。
体全体に意識を張り巡らし、サーブを打つ姿はスポーツの楽しさを掴んだ様子でした。

初心者を0から教えて、長い間指導するのは初めてなので、子どもたちの「何かが繋がる、わかる瞬間」に出会えることって指導者冥利に尽きます。すごく嬉しくて、こちらもワクワクを貰えます。

自分の思うように体を使えるようになると一気に技術が上がります。
そうしたらついにポジション取りや、駆け引きの段階です。
ソフトテニスの魅力の部分。
早く感じて欲しくて、ウズウズしてしまいます。


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