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ジャムづくりで伊那谷をデザインする|上農GL

4日に上農いな活プロジェクト第三弾が大芝高原味工房多目的室にて行われました。

今回は村産のトマトを使ってジャムをつくります。
講師は「ジャム工房 狐の香り」の溝口茉美香さんです。
村産の農産物を使って新たな商品を開発し、活性化に繋げる方法を探ります。

本当は4時間かかるそうなのですが、今回の授業は2時間ということで生徒たちは月曜日に下準備をしていました。

そして迎えた当日、一般参加者を募り実際のジャムづくりスタートです。

トマトをカットし、それをコトコト煮ます。
お砂糖を加え煮詰めます。
今回のジャムの特徴は素材の味を大事にするためにペクチン無添加
使うトマトが熟しすぎていてもNGだし、若くてもNGとのこと。
使用したトマトはとってもいい状態のもの。
用意してくれたのはおなじみベジかけるの内山さん。
南箕輪の農家さんと繋いでくださいました。

溝口さんからは煮詰めている間に、
ペクチンの作用、細胞の生物学のお話、
夏目漱石がとってもジャム好きだったと歴史にまつわるお話もありました。
ジャムをつくりながらこんなに多岐にわたる勉強ができるんだなと感動しました。
生徒がどこに興味を持つか、学びのたねはいたるところに転がっています。

いい状態になり、最後にクエン酸を加え、
煮沸した瓶に詰めて出来上がりです。

味見させてもらいましたが、とーーーーーっても美味しい!
びっくりしました。
トマトのジャム、すごいです!

生徒たちは4班に別れてジャムをつくりました。
なんと!班ごとで味が違いました。
酸味の強い班、甘い班、それぞれ特徴が出ていて面白かったです。

今後どんな展開になっていくのか、若い発想に期待大!

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