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017. 健康維持のためのトレーニング (COREアプリの使い方)

体調不良を理由にトレーニングができない状況は、誰にとっても嫌なモノですよね。
そのため多くの人は、バランスの良い食事(緑黄色野菜の摂取、ビタミンDの維持)を意識したり、睡眠時間の確保、ストレスレベルの管理、定期的な運動など、色々なアプローチで健康を維持するように努めていると思います。

深部体温を上げて免疫力アップ

運動による免疫力向上効果は、体温を通常よりやや高めにすることでさらに高まります。 深部体温が38.0℃~38.3℃になると、一時的に免疫力が高まり、ウイルスや細菌による感染症に対抗することが出来ると言われています。生理学的なプロセスは複雑で、完全には解明されていませんが、少し高めの体温が病気と闘う能力を持つことは、医学の世界では古くから知られています。

インドアトレーニングで深部体温を上げる

例えば、冬の間は多くのアスリートは室内トレーニングにシフトします。インドア環境は、健康効果をもたらす深部体温域まで上昇させるためには非常に適しています。
この温度帯は多くの人にとっては“大量の汗はかくがそれほど不快に感じない”程度の温度ゾーンで、我々はこれを「ワークアウトゾーン」と呼んでいます。

通常の室内温度(例えば23℃)で低強度のワークアウトを行う時は、ワークアウトゾーンに達するには長袖や長ズボンのウェア着用が必要な場合があります。より強度の高いワークアウトを行う場合、厚着をしなくても深部体温はワークアウトゾーンに達し易いでしょう。もちろんCOREを使うことで深部体温がこのゾーンにおさまっていることを簡単に把握できます。健康面を考慮するとワークアウトゾーンより高い温度域にする必要はありません。

※注:我々はワークアウトゾーンより少し高い温度域を“ヒートトレーニングゾーン”と呼んでおり、この温度域は、運動能力の向上や暑熱順化に適したモノと考えています。

COREスマホアプリで暑熱負荷を把握する

深部体温がワークアウトゾーンにある状態でどれくらいの時間を過ごすと免疫力を高めることが出来るのでしょうか?多くの人にとっては、週に2~3回、毎回30分「ゾーンにいる」だけで十分です。つまり“週60~90分の暑熱負荷”を目標にしましょう。

COREスマホアプリでは、ワークアウトゾーンにいる時間を簡単に記録することができます。 スマホアプリ内の“統計”ページでは、暑熱負荷の推移や各体温ゾーンでの経過時間なども確認することが出来て、また年間・月間・週間などで区切って表示する事も出来ます。

健康維持のために

多くのアスリートは、(主にオフシーズンなどの)インドアシーズンは基礎体力を維持するために、低強度のワークアウトを継続的に行う時期だと考えています。このようなトレーニング期間に、深部体温を上げることで免疫力も向上すれば、より健康的にトレーニングを中断することなく継続することができます。

次回のテーマ

次回のCORE Body Temp 日本公式 noteでは、互換デバイスとCOREのペアリング方法などについての説明を綴ろうと思いますのでお付き合い頂けると幸いです。

関連リンク

【CORE Body Temp Japan】公式Instagram

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