世界のクリスチャンサッカー選手その5〜アリソン・ベッカー〜

サッカーにおいて重要なポジションの一つであるゴールキーパー。
特に現代サッカーにおいては、シュートを止めるだけでなく、攻撃の起点にもなるなど、ゴールキーパに求められる役割は多様化している。
そんな世界のゴールキーパーの中でも、トップクラスの実力を持つのが、ブラジル代表の守護神、アリソンだ。

○アリソン・ベッカー（リバプール/ブラジル代表）

現在イングランドプリミアリーグのリバプールFCに在籍するアリソンは、母国ブラジルの名門インテルナシオナルからイタリアのローマに加入し、一気にブレイクした。2018年にはゴールキーパーとしては歴代最高額でリバプールに移籍した。リバプールに加入したシーズンでは、プレミアリーグ最多となる21試合でクリーンシート(無失点)を達成し、その年のゴールデングローブ賞を受賞。更にそのシーズンでは欧州チャンピオンズリーグ優勝も経験し、名実共に世界最高のゴールキーパーの一人となった。
アリソンは常に冷静沈着なゴールキーパーだ。危険なポイントを察知するのが上手く、相手のシュートにも落ち着いて対応し、ボールを弾き返す場所も最大限リスクのない場所にするなど、難しいプレーをいとも簡単にやってのける。

そんなアリソンも、敬虔なクリスチャンの一人だ。彼はプロのゴールキーパを目指す人に対して、「成功するためには、信仰が大きな意味を持つ」とアドバイスしている。

「うまくなりたいなら、すごく努力しなければならない。僕はそうしている。ひたすらサッカーに集中すること。それから、信仰もとても大事だ。神様を信じていると、ピッチでは最善を尽くさなければならないこと、どんなことでも愛を込めてしなければならないことが分かるんだ」
（下記サイトより引用）
https://www.christianpress.jp/world-cup/

アリソンにとって信仰は、ピッチで最高のパフォーマンスを披露するために必要不可欠なものなのだ。
信仰において重要なことは、何をするにも神様と「一緒に」やることだ。
神様と共にやらず、一人でやってしまったら、そこに神様との「愛」は生まれない。
いかなる時でも神様への愛を忘れず、神様と共にプレーすることこそが成功の秘訣だということを、アリソンは今日も私たちに教えてくれるのだ。