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世界のクリスチャンサッカー選手その7〜オディオン・イガロ〜

サッカー界のスター選手を多数輩出している大陸、アフリカ。

元々身体能力が高い選手が揃っており、欧州のトップリーグで活躍してきた名手も数多い。
今回はそんなアフリカから、クリスチャンのサッカー選手を紹介しようと思う。

○オディオン・イガロ(マンチェスター・ユナイテッド/元ナイジェリア代表)

今年1月に、中国の上海申花からマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍したイガロ。これまでノルウェーやイタリア、スペイン、イングランド、中国など様々な国でプレーしてきた経験豊富なFWであり、ユナイテッド加入後に先発した4試合全てでゴールを決めるというクラブの歴史上一人しか達成していなかった95年ぶりの記録を樹立するなど、ユナイテッド加入直後から大きなインパクトを与えてきた。

そんなイガロも、クリスチャンサッカー選手の一人だ。
彼はしばしサッカーのキャリアにおいて、神様に感謝する発言を残している。
ナイジェリアの貧しいスラム街で育ったイガロは、幼い頃から満足な食べ物も水も電気もない環境で育った。彼は家族を養うためにサッカー選手になることを決意し、ナイジェリア国内のクラブでプレーしていた時、奇跡的にスカウトマンの目に留まり、ノルウェーのFKリンに移籍して欧州デビューを果たした。
そんな彼にとっては、マンチェスター・ユナイテッドは幼い頃からの憧れのチームであり、プロになってからもずっと熱心なユナイテッドのサポーターであり続けた。そして念願叶って、ついに憧れの赤いユニホームに袖を通すことができたのだ。

このことについてイガロは、
「最高に嬉しいよ。願いを叶えてくれた神様にお礼を言いたい。夢が叶った。移籍が決まったときに、『このクラブでプレーすることが夢だった』と言う選手はたくさんいるけれど、僕の場合はそれとは違うんだ。僕はこのクラブを子供の頃からサポートしていた。ナイジェリア時代の友達や、ワトフォードでのチームメイトたちもみんな、僕がユナイテッドファンだってことを知っている。それがいまこうして現実になった。プレーするのが待ちきれない。」と語っている。
(https://www.manutd.com/ja/amp/news/detail/odion-ighalo-first-interview-with-mutv-as-man-utd-playerから引用)

また、別のインタビューでは、自身のキャリアについてこのように語っている。
「生きるのも、食べていくのも大変だった。今自分がいるところを見ると、神様に感謝せずにはいられない。」
(https://www.christianpress.jp/world-cup/から引用)

幼い頃から自分の周りにあったサッカーというスポーツを通じて、イガロはこのように大きな成功を収めることができた。
私たちも、問題にぶつかる時、解決する答えが自分のすぐ近くにあることも多い。それをどれだけ切実に祈って探し見つけるかにかかっている。
そして、答えを見つけたら神様に感謝することが大事なのだ。そうすればもっとたくさんの祝福を神様がくださるのである。

イガロは、サッカーで得たお金を祖国の家族に送金し、いずれは孤児院を開くという夢を持っている。
神様への感謝の心を忘れずに、いつも愛して生きれば、その夢も叶う日が来るだろう。

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