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逆縁の元に生まれても、やがて順縁へと回帰する


逆縁?子供が親より先に亡くなるアレ?
と、思われるかもしれませんが、ここではカルマの縁(本来の縁ではないもの)に焦点を当てています。

そんなもの本当にあるのか?と思われるかもしれませんが、私がある男性と近付こうかどうしようか困った時に、夢の中で神職さんが5、6人集まって私と会議をする夢を見ました。

夢というか、現実よりも現実感のある夢、そんな感じだったんですけど、その時にキッパリ忠告されたんです。
「それ(その男性との縁)、カルマやで」と。

さすがにコレはちゃんと聞いておこう、ということで、結局その男性と付き合うことはなかったのですが。


ただ、今ならわかることがあります。

順縁(正当な縁)と逆縁(カルマの縁)というものがあり、親が逆縁で結ばれた場合、その子供は縁の捻れ・歪み・ボタンの掛け違い・縁の結び違いによって、人生の前半は随分と苦労する。

けれど、歪みや捻れの縁を解いて、解いて、これでもかと解いて、そうして逆縁の影響や歪んだ結びを解き切っていくと、やがては順縁と繋がっていくんだと。

順縁と繋がると奇妙なことが起きます。
感覚がそれを教えてくれます。

まるでここに住むのが当たり前だと感じたり、
まるでこの人と小さい時からずっと友達だったような気がしたり、
まるでこの会社でずっと働いてるようなラフな人間関係だったり…

まるでそうしているのが当たり前

そんな現実に変わりだすんです。

それまでは、ずっと違和感のある人生、そんな感じです。

こんなはずじゃない感じ、何かが違う感じ、自分を誤魔化されている感じ、自分を無理やり抑えつけられてる感じ、こんな自分は偽物な感じがするあの嫌な感覚。

事実、偽りだと思ってもらっても構いません。
それはアナタ(そして私)にとって、魂・縁というものから見れば、確かにボタンの掛け違えや糸の結び間違いが起きてる状態なんですから。

さて、じゃあどうしてわざわざそんな元に生まれるんでしょう?

それは、アナタ(そして私も)が、解けるからそこに生まれてくるんです。

難解な知恵の輪を解いて解決するような、鎖がグチャグチャに絡まって毛玉みたいになってしまっているネックレスを、一つ一つ解いて、本来の美しい形に戻すような、そんな面倒なものを根気と智慧を持ってやり遂げれる魂の資質だからこそ、そこに生まれてくるんです。

それに、人生のどこかで、それも初期に(20代前半あたり)、これに近いことに自分でも気付くはずです。

そして、人生をかけて解く作業が始まります。

解いて解いて解き切ることで、やがては順縁と繋がります。それは不思議な安心感と、ずっと前から本当はそうだったんじゃないかな、と感じれる、魂にとっての当たり前の現実が展開し始めます。


そんなわけで、今回は、順縁の元に生まれた人にはイマイチ感覚的にわからないかもしれないけれど、逆縁で生まれてきた人にはわかるお話でした。

本人の自覚次第ではあるけれど、大体は30代後半から順縁と繋がりだします。

それまでは孤独に感じるかもしれないけれど、順縁と繋がりだすと安心感のある、繋がるのが当たり前と感じれる不思議な縁と結ばれていくので、まずはしっかり一人でいることを楽しんでください。

これは、人との縁も仕事の縁も土地との縁も含めて、全てに関係してくるからです。

寂しいからといって、本来の縁でない逆縁を結ぶことがないよう、一人の時間を充実させて、自分のケアをしっかり行ってあげてください。

余計な縁が無ければ無いほどに、順縁との縁が結びやすくなるので。


それじゃ、みんなに幸あらんことを。


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