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野鳥撮影の楽しみ方について

私は200種の野鳥を撮影することを目的に楽しんでいます。※2023.5.8時点では156種

国内では600種以上確認されているので、3分の1にも満たない数ですが、全然構いません!

200種撮影を達成できれば、今まで通り楽しみながらより良い写真を各種毎に目指すだけです😀

あくまで初見の野鳥は「見れたら良い」レベルで、縁がないなら割り切るしかないですよね?

実は最初種数を増やすことにこだわっていました。
しかし、それだとつまらなくなってきたんですよね…

その理由は3つあります。

1.有名な探鳥地に行くと、マナーの悪いバーダーやベテランバーダー軍団などがいる

当たり前ですが、野鳥の目撃情報は見たい野鳥を探す上で必須となります。

しかしネット上で公開されている情報は他の人も当然チェックしているので、たくさんの人が押し寄せることになりますよね。

広いフィールドであっても、たくさんの人が集まってカメラを向けていればそこを探してしまうので、もう自分の力で見つけたとは言えません…

だから見つけても嬉しさが半減していることに気付いたんですよね。

何より一番質悪いのは、ベテランバーダー軍団です。
年齢層は高くて、やたら大声で喋ったり平気で餌付けするなどルールを守っていません!

場所も独占しており、全く譲る気がないですね😂
そんな場所を探鳥すればうんざりするだけです。

さらに人が多いと、「何かいますか?」など他力本願バーダーに質問されることもあります。

「何か」とは? それがシジュウカラなら、「シジュウカラですか…」ってガッカリされるに決まっています!

そんな質問する人はほとんどが珍しい野鳥しか食い付かないので、根本的に合わずこちらはウンザリしてくるんですよね😅

まだそれなら「クロツグミいますか?」って聞かれる方がマシですが、基本的に私は話しかけられるのが好きではないので、誰かいたら離れるようになってきました(笑)

2.初見野鳥にこだわるとモチベーションが下がる

これは最近凄く思います!
150種を超えるともう初見野鳥のほとんどは身近な野鳥とはいえず、簡単に見れない種になってきました。

最初は初見にこだわって嫌々ながらも、都市公園や有名な探鳥地に行きましたが、嫌なことの方が多くなり野鳥撮影のモチベーションが下がってきたんですよね…

やはりマイフィールドを中心にした方が楽しいし、身近な野鳥の良さに改めて気付かされます。

例えば、こちらのキジバトです。

首元の模様がないことに気付いて撮影しました!
つまり幼鳥なわけです。

中々見れないか、見落としてきたと思いますね😀

シジュウカラもたまにゴジュウカラみたいな止まり方をします(笑)

「何だキジバトか!シジュウカラか!」となっていると、視野が狭くなり思わぬ良いシーンを見落とすかもしれません。

野鳥撮影を長く楽しむコツは、「身近な野鳥を観察し続ける」ことだと思うようになりました!

3.ボウズが多い

2の内容と似ていますが、野鳥の種にこだわると何も撮れないことが多々あります。

撮れても遠距離や枝被り、背中など中々全身は上手くいかないわけです。

だからこそ身近な野鳥に目を向けるわけですが、更に面白みを増やすため、私は野鳥以外にも被写体を増やしています😀

あくまで私の被写体に対する興味の原点は昆虫です!
ここ最近も登山しながら撮影しました。

ハンミョウは子供の頃から大好きで、よく捕まえて噛まれましたが良い思い出です(笑)

このカラフルな色合いと強靭なアゴが大好きなんですよ!

更に幅を広げて、アオダイショウやトカゲなどの爬虫類も見つけたら撮っています。

野花も美しくて癒やされますし、何も知らないのはどうかと思って撮るようになりました。

ハマヒルガオ
シャガ

野鳥撮影から大きく脱線していますが(笑)
せっかく出かけたのにボウズだとどうしてもモチベーションは下がってしまいます。

今は野鳥が最優先ですが、丸ボウズを回避するためには被写体の幅を広げるのもありだと思いますね😀

特に真夏は野鳥が撮りづらくなるので、そんな時こそ昆虫たちの出番かと!

【まとめ】

何でも言えることですが、楽しみ方を間違えると視野が狭くなりマナーが悪いバーダーにいつの間にかなっているかもしれません。

マナーの悪いバーダーをたくさん見てきたからこそ、自分はそんなバーダーにはなりたくないと思うようになったので、反面教師にはなりました。

趣味なので嫌ならいつでも止めたら良いんです。
でも嫌なことがあっても、それ以上に野鳥たちからは元気を貰っている気がしますし、良いシーンが見れた時の興奮は日常生活で中々ないんですよ!

それでもいつか止めてしまうかもしれません。
その時はきっと初心を忘れて何かを見失っているかもしれないですよね😂

これからも引き続き楽しみたいと思っているので、もし嫌になったらまたこの記事を自分でも見直したいと思います(笑)


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