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手書きの魔力に引っ掛かる

久しぶりに表参道の美容院に行きました。
3年前まで通っていた美容院です。
担当の美容師さんはとてもカットが上手で良かったのですが、不精の私は表参道まで通うよりも近所の美容院でなんとかならないものかと浮気して、最近は近所の美容院に行っていたのでした。

地元の美容院はサービスも良かったし、雰囲気も悪くありませんでした。でも、カットの技術は表参道の美容師さんが圧倒的で、それ故、毎回少しずつ不満まではいかないものの、ちょっと残念に思う気持ちが積み重なっている感じが拭えませんでした。カットが上手な人を知らずに行っていたら大満足な美容院でしたが、私にとって運が悪いというか何というか。

そんな時、表参道の美容師さんから新店オープンを知らせるDMが届きました。3年も行っていない私を見捨てずに送ってくれるなんて本当に律儀です。
そこには手書きで「また、来ていただけませんか?」と書いてありました。
この美容師さん、今までは手書きしたものを印刷した状態でDMを送ってきていたのに、今度は本物の手書きでした。
手書き文字でお願いされるとめっぽう弱い私。
「はい、行きます!」と思わず葉書に向かって言ってしまった…(笑)

ちょうど白髪対策について悩んでいたこともあり、表参道という美容激戦区で百戦錬磨の美容師さんに相談したい気持ちがあったのも事実。タイミングが良過ぎました。それに加えてダメ押しの手書きのメッセージ。気が付いたら電話して予約をとっていました。

浮気した負い目から最初はちょっと恥ずかしかったけれど、久しぶりにお会いした美容師さんの笑顔にホッとしました。やっぱりカットが抜群にうまい。今回のオーダーはイメチェン&白髪対策。あとはおまかせ。私に似合う髪型にしてくださいと。

結果、やっぱり相談して良かった〜となりました。
頑張って通います。
「手書きってすごいんですね」とおっしゃるので
「そうなんですよ(キッパリ!)」と断言。
まんまと集客の技に引っ掛かってしまいました。

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