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JAPEX 2022

浅草で開催されている切手のイベント・JAPEX 2022(第57回 全国切手展)に行きました。
お目当ては、切手デザイナーの玉木明さんと、最近ご著書『切手デザイナーの仕事』を出された作家の間部香代さんのトークショーです。
切手の話よりも、日本で活躍されている切手デザイナーの人となり、そしてデザインや表現(切手も言葉も)について多く語られました。とても興味深い内容で、私はすっかり聞き入ってしまいました。

その中で、特に印象に残った一言がありました。「大きなクッションをいつも胸に抱えているような、そんなやわらかさがある」と著書の中でその人柄を表現されているある切手デザイナーさんの話をしていた時のことです。
間部さんが
「人間だから毒も持っている。でも毒を吐いてもそれすら薬草のような香りがする」
とおっしゃって、それがなぜかとても胸に響いたのでした。
どうせ吐くなら薬草のような香りのする毒を吐きたいものですよねぇ。

玉木さんと間部さんにはトークショーが終わった後、本にサインをしていただき、写真も一緒に撮っていただきました。まだ『切手デザイナーの仕事』を最後まで読んでいないので、しっかり読んで後日読後感をアップしたいと思います。


トークショーの後、海外郵政のブースへ赴き、押印してもらいました。
今日押印してもらえたのは、スロベニアのオオカミ、モナコのネコ2種、国連郵政の火星。どれも美しくて嬉しくなりました。


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