ちょっとたよりをしたために千葉まで
2024年9月22日(日)曇りのち晴れときどき雨 24.7℃(MCJ044)
友人が代表の『贈る手紙の会』が毎月開催している「手紙を書く会」に参加するため千葉まで行ってきました。前回この会に参加したのが2023年1月なので、約1年半ぶりです。
参加者は6名。久しぶりの再会に喜びあい、初めての方とはご挨拶して、ほどよく会話が弾む和やかな雰囲気の中で手紙をしたためます。
小さい女の子もいらしたので、お互いにシールを交換しあってコミュニケーションをとりました。自分が子どもの頃に夢中になっていたシール交換の感覚を懐かしく思い出しました。
女の子のお母さんは「仕事と子育てに追われる生活の中で、久しぶりに手紙の楽しさを思い出した。きれいな便箋やポストカードを前にしてワクワクする感じなど、そういう世界が好きだという気持ちも蘇ってきた」と最後に話されました。また、娘さんは初めての人には慣れない性格なのに、ここではすっかり打ち解けていることに驚いたとも。みんなが手紙と向き合う和やかな時間のなせる技だったのでしょうか。
会が終わって駅に向かう途中、参加者のお一人がお昼を食べて行きませんかと提案してくださいました。このまま帰るのはなんとも名残惜しいと感じていたのでとてもありがたいお申し出でした。会場と駅の間にあるオシャレなお店「cafe STAND」でランチしながら楽しい時間を過ごしました。
ランチが終わるとともに解散。その後、西千葉駅のポストに投函しに行くと、ちょうど郵便屋さんが回収に来ていたので手渡しし、電車に乗りました。
まっすぐ帰らずに東京駅へ。駅直結のステーションギャラリーで開催中の「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」展を観に行きました。会期が明日までなので激混みでしたが、フォロンが描いた絵封筒をどうしても鑑賞したかったのです。フォロンの絵画は鮮やかで優しい色彩ですが、重いテーマも扱っていて表現の仕方に魅了されました。絵封筒は予想以上。喜びのあまり胸の高鳴りを抑えるのが大変でした。絵封筒が展示されているコーナーを行ったり来たりして何度も目に焼き付けました。
帰宅し、マンションの玄関でふと後ろを振り返ると、まるでフォロンの絵画のような空が広がっていて、刻々と色が変わってゆく夕焼けをしばらく眺めてから家に入りました。
あぁ、きょうも、佳き日だったなぁ。
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