徒然
好きな本があります。
今の時代だと、何でもはない写真集かもしれません。私にとって「Rocks Around the World」は、30数年前クライミングをこの島で始めた時、刺激的で、どれだけ影響を受けたことか。今でも大切な一冊です。
その「Rocks」の最終章は西ドイツ。
杉野さんがお亡くなりになった時、ロクスノの追悼文で文章を引用させて頂きました。
「英雄」と氏の事を呼ばせて頂きました。が、何となく違和感のある表現。海外の言葉なら、そうでもないけど、日本語に訳すとたまに、違和感のあるモノってあります。
確か、著名な作家が日本という国には英雄は育たないと書いていた記憶があります。そんな「日本人」の下地から、その「英雄」という言葉に違和感を感じさせられるのかもしれません。
今なら「レジェンド」なのかな。
杉野さんは、間違いなくいつの世にでも語り継がれるべき日本の「伝説」。
今のどきの軽い情報が持ち上げられる世の中であっても、しっかりと語り続けられてほしいです。
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