見出し画像

【メルマガ】短い件名VS長い件名

こんにちは、中村雄飛です。

先日、メルマガの件名について、最も開封される件名は、どのようなタイトルかについて、分析してみました。

ご参考:

【最新事例】反応が高いメルマガ件名の傾向_2021.11.15


今日は、また違った切り口から考察してみたので、事例を共有させて頂きたいと思います。

今回の切り口は、「短い件名と長い件名は、どちらが開封されるか」です。

先に、結論をお伝えすると、短い件名の方が、開封されます。開封率ランキングでは、1位と2位の文字数は、それぞれ、1位が3文字、2位が4文字です。しかも、どちらも、群を抜いて、開封されています。

短い件名の方が、その他の件名の傾向を見ても、短い方が、開封されやすいのは、間違いなさそうです。


余談ですが、Yahoo!ニュースの見出しは、13文字まで、という制限があります(今も13文字かは分かりませんが、昔はそうでした)。

13文字を超えると、見出しが途切れてしまうため、内容が把握しづらく、読まれづらいというのは、大企業のデータとしても、しっかり計測してあるようです。この法則は、メルマガにもしっかり、応用できそうですね。


しかし、例外もあります。実は、開封率ランキング3位の件名は、17文字でした。長いのに開封されています。13文字を大幅に超えても、読まれている。これは、単なる偶然なのでしょうか?いえ、何か秘密がありそうです…

ここで、どのような件名にしたか、共有させて頂きます。

1位:裸の王様(4文字)

2位:お説教(3文字)

3位:【速報】高額商品はもう売れません…(17文字)


いかがでしょうか?


何となく、気になりませんか?


つまり、文字数も大切だけれど、件名で最も大切なのは、何を言っているか、さらに言えば、好奇心を刺激するタイトルであるかどうかです。

その裏付けになりそうなことの一つとして、短い件名でも、あまり読まれなかった事例もあります。それが、こちら。

・どっちも思考

・られる理論

気になる方は、気になるかもしれませんが、恐らく「何かよく分からない」という気持ちが、先行してしまうような気がします(実際、かなり開封されませんでした^^;)。


ですから、仮に長い件名になるとしても、上の例のように、「速報」という好奇心をそそる言葉を前にもってきてみたり、前半部分で好奇心をくすぐる言葉を入れておく。そうすることで、長い件名だとしても、読んでいただける可能性は高まりそうです。

そういう意味では、週刊誌やワイドショーやYahoo!ニュース記事の見出しなんかは、ものすごく勉強になります。

「何だろうこれ」「何か気になる」「読んでみたい」

このような気持ちを引き起こすことができれば、件名としての役割を果たしていると言えるかもしれません。

まとめると、

「短い件名でかつ、好奇心をくすぐる件名が最も読まれやすい」

「しかし、好奇心をくすぐることができていれば、長くても読まれることもある」

このような結論になるのではなかろうかと、思います。


最後にですが、このような分析をやる意義は、如才なきことながら、決して、開封率を高めることではありません。読者さんが、どのようなことに興味を持たれていて、どのような配信をすれば、より多くの方にお喜びいただけるのか?配信内容がミスマッチしていないか?

そのようなことを定期的に見返すためのものだと、私は思います。絶対にダメだとは思いませんが、度が過ぎると、件名と内容がチグハグだったり、満足頂けるコンテンツをお届けできなくなると思いますので。


見てもらおうという自分視点ではなく、あくまでも、どうすればよりご満足いただけるのか、このような視点が大切だと思います。


それでは、本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

まだまだ、検証の旅を続けていこうと思います。


中村雄飛


※本記事の内容は、成果を保証するものではありません。事例傾向も日々変動すると思いますが、最近の事例を新鮮なうちに提供した方が、より生きた情報になると考え、共有させて頂いております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?