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「ウィッグは、かわいいウソをつく」というコピーを見て思った本音

下のコピーを読んで、気になるところありますか?

ぼくが気になったのは「ウィッグは、かわいいウソをつく」です。

「この商品ではこの言葉を使ってはいけない」というルールってあるんじゃないかと思ってます。そして「ウソ」という言葉は、ウィッグやカツラなどの広告で使っちゃいけない言葉だと思いました。

ウィッグ=ウソであれば、「ウィッグしていない髪の毛の薄い私がホントの私」というふうに思いましたが、それをウィッグをつくるメーカーに言ってほしくないなと思います。このコピーを書いた人、このコピーにOK出した人は、髪の毛がある人で、薄毛で悩んだことがないのかな?というような想像もしました。いや、それは勝手な想像で、いろいろ関係者で悩んだうえでウソという言葉をあえて使ったのかもしれません。かわいいを添えたらかわいいと思う人もいると思います。でも、きもちよく思わない人は、やっぱりそこそこいるのではないかなと想像してしまいました。

メイクをした顔が、
自分の本当の顔だと思う。

という化粧品のコピーが以前Twitterで共感されて支持されてましたが、これと真逆の表現だなと思います。

たぶん違うのですが「ウィッグは髪の毛の薄い人のための商品ではなくて、ふつうのオシャレアイテムだと考えている」というスタンスだとしても、やはりウソへのモヤモヤ感は出てしまいます。

うまい例えではないと思いますが、

整形級のアイシャドウ

ってポスターを化粧品売場で見たら、化粧しない人でもモヤモヤすると思います。

と、つらつら一行のコピーに想いをはせてますが、まぁそこまでコピーを深く考えて読むのは、広告主と制作者くらいなので、いらぬ心配かもしれません。でも、仕事でコピーを書くうえでは必要な想像力かなと思います。

・・・この話題は、コピーライターのサークルのコピサーで出た話題でした。
https://note.com/copy/membership/boards


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