私の昭和歌謡67 ヨイトマケの唄 1965
シャンソンが何かを知ったヨイトマケ心の叫び昭和の叫び
美輪明宏。88歳。
日本のシンガーソングライターの元祖。
1950年代に同性愛者を堂々とカムアウト。
シャンソンと俳優の才能溢れる人生。
現役でのタレント活動。
挙げればキリがない話題豊富な御仁である。
そうそう、10歳の時、長崎で被爆している。
これも。三島由紀夫が愛した男。
私は今回は思想信条のことは書かない。
私は同性愛に関しては勝手にどうぞ、私は考えられませんというスタンツである。そして、福島瑞穂と意気投合するようなタレントは嫌いだ。
さて。私より20歳も上の彼が「ヨイトマケの唄」を歌っていた頃、テレビか雑誌で写真を見て、確かショックを受けたことがある。
当時の日本では、私の周辺は、今のようにスタイルも顔も洗練された人を見かけることがなかった。全くいなかった。みんなしょうゆ顔だった。
この青年は日本人なのか?
今の人は当然、中年から高齢者の美輪さんしか知らない。
ためになるアドバイスを話す精神世界の老人。
カッコよく歳をとったゲイタレントさん。
名人芸のような声優としての活躍。
でも、青年時代の艶やかな姿を知っている人は少なくなってしまった。
もし若かりし日の美輪明宏写真集が出たら、買うだろうww
私は彼を女装の美しい男性として見ていたから。
「ヨイトマケの唄」は泥臭い、胸がキュンとなる、演歌の唄だ。
どうしてこんな作品を作ったのか不思議だ。
青年の歌声は、爽やかだった。
老年は、さらに熟練し和製シャンソンだと感じる。
でも演技も入るから、ただ聴くのには向いていない。
ライブかライブ動画がいいだろう。
🎵今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄🎵
姉さんかむりで、泥にまみれて、母ちゃんが働いてくれたから、今の僕があるんだ。という友人の話から着想を得て作った曲である。
歌詞の中の「土方」で放送禁止になった。
しばらくして泉谷しげるが歌って、日の目を見た。
でも、美輪明宏のライブには及ばない。
ただ、これから先の私の生涯で、きっと彼の動画も見ないだろうし、歌も聴かないだろう。
美輪明宏の「ヨイトマケの唄」は、昭和40年の思い出だけでいい。
【参考資料】
円熟した歌唱力のヨイトマケ。これぞ日本のシャンソン!
若い清々しい歌声のヨイトマケ
三輪さんが「カバーは泉谷」のお墨付き
美輪明宏の魅力をタレントたちがトーク
「もののけ姫」声優美輪明宏の名演技
三島由紀夫の時代の美青年
【前回の記事】
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