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R5.1.19(木) 日本のカジノ

自民党員です。毎日メールしています。
今日はカジノについて書きます。総理は日本のカジノ誘致をどう考えますか?

日本のギャンブルは公営ギャンブルです。競輪、競馬、競艇、オートレース、宝くじ。さすが公営なのか、寺銭は20%ぐらいでしょうか。これは海外に比べるとべらぼうに高いです。10%も取らない海外では、日本で4、5回のところをその2倍の10回は楽しめます。そして日本においては、これらのギャンブルそれぞれに各省の天下り先に確保されています。さすが公営です。海外の場合はマネーロンダリングに悪用されているケースが多いので、何が良いか悪いかは一概には言えません。

さて、カジノ誘致についてのニュースがありました。日本では、カジノ=悪という考えが多数です。私は新婚旅行でラスベガスへ行って庶民のカジノ感を味わいました。テーマパークみたいなものでした。お酒やタバコに習慣性があってダメというのと同じにギャンブルはダメというなら、わざわざ遠くまで行かなければならないカジノと、身近なパチンコ店を比べたら、パチンコ店の方がよほど誘惑度も習慣性も高いでしょう。

日本にカジノを作るとしたら、世界中の人々が”さすが日本”とため息が出るほどのカジノが可能だと思っています。なぜなら、日本こそ、テーブルゲームでは(日本は畳ゲームですね)バカラ、ブラックジャック、ポーカーなどのトランプに匹敵する、花札ゲームがあります。花合わせ、八八だけでなく、王道の手本引き(腹帯一つのシンプルさに驚くでしょう)、賭博系ではバカラの様な かぶ があります。サイコロも丁半があります。これらは立派な日本の文化です。

こうしたことを眉をひそめて「ヤクザがやることじゃないの」と言う人がいます。そうかもしれません。私はヤクザに知り合いはいません。でもヤクザの世界には、これらの日本賭博の文化を継承している人が残っているのではないかと思うと、これを活かすことはできないものかと考えてしまうのです。餅は餅屋です。任侠ものの映画の中に出てくる女賭博師がいるカジノは、世界中からの集客はラスベガスを超えると思います。さすが歴史が長い日本だけあって、ギャンブルも奥が深いと感動するでしょう。

さて、カジノを単体で認めるというのではなく、コンベンション・センターの一角としての施設として、まずは寺銭が10%以下の公営でもいいでしょう。大阪万博のような予定されている大イベントに焦点を合わせて、会議場、見本市会場、展示会場などに含めた観光施設として日本カジノを置くことは考えても良いと思います。なにも歌舞伎や浄瑠璃、能楽だけが日本文化の代表ではなく、そこに描かれている人々の楽しみや苦しみに関係する事象がすたれてしまうのは惜しいのです。

まあ、こんなテーマで書くと、非難は多いでしょう。このことから生じるトラブルを人は恐れます。それはそれ。対策は別です。私が取り上げたのは、日本にはギャンブルの文化でさえ、奥が深いものだと言うことを忘れたくないし、世界中に知って欲しい、何なら賭博博物館を建てたいくらいです。

総理には、これが66歳主婦の正直な意見であることをお伝えしたくて書きました。ぜひ、カジノ誘致に関しての総理のお考えをお聞きしたいです。



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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