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私の昭和歌謡110 瀬戸の花嫁 1972

瀬戸内の海は静かで和やかで船酔いもなく幸せな旅

令和6年8月親子ふたり旅


8月10日から12日まで、32歳の息子と、68歳の私は、瀬戸内旅行!

せっかく「瀬戸の花嫁」を書くんだったら、船旅の感想と共に、と言うわけで、“3日遅れの便り”となりました。

🎵 瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁に行くの🎵

と、始まるこの歌は、19歳の小柳ルミ子が、のびやかな高音で歌って大ヒットした。

イントロにカモメの鳴き声が聞こえる。
当時私はマジで、人がモノマネしていると思っていた。だから、声に出してやってみた。真剣だった。今もカモメの声は出せる!

少し経ってから、スチールギターで出せることを聞いた。今でも、どんな楽器を使っているか知らない。

このイントロだけで、穏やかな海辺の風景が思い浮かんでくる。


さて、定年後のご褒美に、主人が、新幹線のグリーン車を奮発してくれた。私は新幹線が大好きだ。特にゆったりしたグリーン車は最高だ。

贅沢な旅行。それは、新幹線の(ここが重要)新幹線の旅行だ!

山口に住む息子と、広島駅で待ち合わせた。まず広島焼きを食べる。

最初、“みっちゃん”へ行く。有名らしい。
並んでいたので、”電光石火”へ。ここは、開店前の6番目ぐらいだった。


さあ、船旅の始まり

タクシーで広島港(宇品港)へ。瀬戸内汽船は、乗船中は船だと思えないくらい静かに進む。窓の風景も、静かで和やかだ。

「瀬戸の花嫁」は、四国の島を思い浮かべて作ったものだろうが、瀬戸内海には違いない。

🎵 岬まわるの 小さな船が 生まれた島が 遠くになるわ🎵

思わず口ずさんでしまう私。でも・・・

「ブルー・シャトウ」以来、子供が歌うとき、フレーズに食べ物をくっつけて歌うのが流行っていた。

🎵 瀬戸ワンタン 日暮れ天丼🎵   www て歌うの。

いやだー、まだこんなの覚えているんだー。でも・・・
🎵 あなたーの島へー の“え”は何だっけ??
と、考えて海を眺めていたら、すぐに小用港へ到着。

タクシーをお願いしたので、ちゃんと待っていてくれた。

最初、レンタカーにしようと思っていたが、各港に2台しかないのと、借りたところに返却しなければならないので、やめた。

それをタクシーの運ちゃんに話したら、
「正解ですよ。自衛隊の側だから、カーナビが結構嘘つくんですよ。」
ということだった。

私たちは、旧海軍兵学校の見学ツアーに参加した。

30分前に登録して、見学バッジをつけて、ロッカーに荷物を入れて開始。時間は1時間半ほど。人数は20人ぐらい。いい感じ。


中は、秘密。素敵な旭日旗
赤煉瓦1枚は当時の職人さん2日分の報酬


この先は瀬戸内海

この日の観光のメインは終わり。島のど真ん中にある“江田島荘”で、ゆったりして、2日目は宮島・厳島神社へと向かう。

中町港→広島港→宮島港
中町港は、赤いポストとベンチが迎えてくれた。

なんかホッとする組み合わせ

ターミナルに、楽しい店を発見!美容院とお好み焼き屋さんだって!

この2店舗って・・・ww

宮島港へ着いて、厳島神社へと歩く。
観光地の人混みをかき分けて進み、厳島神社に行って戻るだけ。
絶対、おかしい。こんな観光の仕方。でも、がんばった。

誕生日にもらった田中帽子店の麦わら帽子があれば、がんばれる
えっ神のお告げ?レンズの汚れか・・
心からヘタばってた、と思う。

暑い。暑い。倒れそうなくらい暑い。
厳島神社は45年前に来た。やはり夏だった。夏に来るところじゃないw

桟橋の近くで、息子と記念写真を撮る。
「ふたりは仲良し」という題名で、いつも影法師を撮ることにしてる。

ふたりは仲良し
いつどこでどうやって撮っても静かで和やか

宮島港→広島港

( 明日は平和公園の「原爆の子の像」に、折り鶴300羽を捧げる。今年の7月から、ライフワークに鶴を折る会を作った。何年できるかな。)

なんて考えながら、乗船。

広島港に向かう間、小柳ルミ子の、裏声の歌声が頭の中に響いていた。現代のJ-POPでは、なかなか聞くことがない発声。

🎵 ゆうなーみ こーなーみー🎵は、地声で歌うと、ああいう表現にはならない。ミックス歌唱の不思議。

うとうと zzz


私の瀬戸内旅行と「瀬戸の花嫁」の思い出。



【参考資料】




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