見出し画像

私の昭和歌謡49 或る日突然 1969 

トワ エ モアお洒落なデュオの歌声は耳障りのよいニューミュージック


🎵ある日突然、二人黙るの あんなにお喋りしていたけれど🎵

ある日突然、ほんとに突然、白鳥さんのまろやかな歌声が聞こえた。日本の若者のほとんどが、こうした友達から恋に変わる経験をして、結婚していた時代だった。

思わず、私は周囲の男子を見回してしまったww
中学生じゃ、ね。思い当たる相手はいなかった。

中学時代は、サイモンとガーファンクル、井上陽水、フォークソングが大流行の時代だった。歌謡曲の作詞、作曲家もその流行に合わせて色々とフォーク朝の歌謡曲を生み出してくれた。

「或る日突然」は、山上路夫&村井邦彦のプロが作った。
トワ エ モアの自作であるかのように、ピッタリの歌なんだ。

だから私は、このデュオが作詞作曲して売り出したんだと、ずっと思ってた。ニューミュージックのジャンルだと思っていた。

さすがに、いい曲はプロだった!

当時、白鳥さんのあまりの澄んだ声に圧倒されて、芥川さんは音程も甘いし、役不足だと感じた。

でも、それは歌の部分だけで、テレビで見る二人は、すごく仲良しの友達のように清純な雰囲気があった。当時バッチリ化粧歌手の中で、ほとんどすっぴんだった。それも、新鮮で魅力だった。

まぁ、私がうれしかったのは、少年少女合唱隊だった私が、この歌は何て気持ちよく歌えるんだろう、ということ。演歌っぽい曲はとても難しいけれど、これはイケる歌だった。

毎日歌った。ほとんど毎日。テレビの歌番組は、口パクして真似した。

昔のエンディングの盛り上げ方が半音調を上げるんだというのも、知った。
今では・・・ダサいww

6年ぐらい前の動画メッセージを見た。見事にすっぴんだった。
これだけ自分の人生を生きながら、まだ二人の活動もしている!うらやましい。

白鳥さんはだいぶ前、CMでアメイジンググレイスを無伴奏で歌って話題を呼んだ。FFシリーズのテーマ曲も歌っている。

きっと誰もが「ほっとする声」「安心する声」「癒される声」などと言うだろう。そう言う声で歌い続けるのは、自分の気持ちがそうだからだと思う。

すっぴんの歌声。今でも応援したい。



【参考資料】



【前回の記事】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?