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私の昭和歌謡

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昭和は遠くなりにけり(おばあちゃんがいつも「明治は遠くなりにけり」って言ってたっけ)私も歳をとったもんだ。 でも、昭和歌謡を聞けば、そこに私の青春がよみがえるの。 だから、昭和人… もっと読む
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#グループサウンズ

私の昭和歌謡44 夕陽が泣いている 1966

私の昭和歌謡44 夕陽が泣いている 1966

GSがロックじゃなくてしっとりと心に染みるフォークバラード

ザ・タイガースはもちろん好き。でも、その他にも個性あふれる魅力的なグループがたくさんあった。

ザ・スパイダースもその一つ。

「夕陽が泣いている」を聞いた時、民謡のような歌い出しのメロディーと、不安定なサビのメロディーが、ものすごく気になってしまった。

短調か長調かわからないような民謡風のメロディーで始まる。ちょっとだけ「遥かなるア

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私の昭和歌謡39   シー・シー・シー 1968

私の昭和歌謡39  シー・シー・シー 1968

CCC何の意味かもわからずに呪文のようにノリノリ歌う

小学生だった私の思い出の曲は、加山雄三とタイガースだと言っていい。

このグループと歌手の曲は、全く毛色が違うにも関わらず、同世代のほとんどの友人知人が歌えるし、好きだったし、今でも懐かしく思い出す。

さて、そのタイガーズの曲に「シー・シー・シー」がある。

すぎやまこういちから、安井かずみ&加瀬邦彦への移行である。

歌謡バラードも嫌いじ

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私の昭和歌謡18 モナリザの微笑  1967

私の昭和歌謡18 モナリザの微笑 1967

モナリザの歌詞にふくらむ恋の夢ジュリーの声に合わせて歌う

「若大将」も束の間、グループサウンズの時代が来た!

ビートルズが流行っていることは知っていたけれど、小学生には洋楽ではなく、日本語の洋風の曲のほうが、はるかに心に響いたんだ。

「僕のマリー」と「モナリザの微笑」は良く似ている。

🎵ぼくが マリーと 逢ったのは さみしい さみしい 雨の朝
 フランス人形 抱いていた ひとりぽっちの 

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