ネタバレ込みのシャニアニ第一章感想
本noteはアニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の劇場先行公開の感想記事となります。構成上当該作品のネタバレを含みます。まだ観てない方はご注意ください。
もしシャニアニを観てないのに本noteを閲覧しようとする場合は、ふたりがけ魔法「プチメテオ」をぶつけますので、ご容赦ください。
まず全体の感想から。
正直見る前は、まさしく現在放映中、同じアイマス、かつ3Dアニメのミリアニと土台が同じでもしかしたら何か劣る部分が出てしまうのでは……とかいろいろと考えてしまっていたのですが、見ているうちにそんな不安は一切消え去りました。
表現したいこと、やりたいことはミリアニシャニアニでベクトルが異なるのでもはや比較するとかいうレベルではないですね。お互い別々に楽しもう。
あと正直、見た上でもまだアニメ化されたっていう実感がないですね。ゲームで聞いてる声がアニメのフィルムからも聞こえるのにまだ慣れない。
全体的な展開として、enzaで描くには微妙に表現しきれなそうなものをアニメでやってくれてるのが面白かったです。2話のバベルシティMVは特にアニメでやることの意味を感じます。
まだ各ユニットWINGの足がかりにさえ入ってない、ユニット紹介の側面の強い4話だったので、5話以降の展開に期待……!続きはよ見たい!
ここからは1話から順に、ざっくり感想を書きます。特別考察とかせず、ただ思ったことだけ。
1話
真乃の独白からアイドル各者を写しだし、StWのピアノアレンジ。よかった。あそこ歌唱だったら泣いてたと思うので助かりました。
アニメに登場する各ロケーションがかなり聖蹟桜ヶ丘だった。行ったことある場所だとめっちゃニヤけちゃう。いろは坂と四谷橋行っておいてよかった~~~。ゆうひが丘とかそのうち出るのかな。まだそこは行けてないので今後の楽しみ。
でも事前に見てしまった「1話はちょっと微妙」ってのは悔しいかなわかるかも。真乃がアイドルになることを決めた夜のあのシーンでの真乃の心境の変化があんまり見えずアイドルになるきっかけの裏づけが足りないのでは?とパッと見思いました。まあそこは後々丁寧に描くと思うので、今つっかかるとこではないはず。
イルミネの関係がめっちゃ初期のLight up the Illuminationあたりのころなのは今現在とのギャップ感じてニコニコ。めぐるがちゃん付けで呼ぶの、もはや新鮮。
真乃ちゃん、腰の位置とスカート高すぎ。おしり見えそう
でもボタン空けてる社長のほうがエロいな。
2話
アンティーカをメインに置いた2話。バベルシティのMV作成の話。
これも事前にちょっと読んでしまったのですが、MVロケ地がロックハート城。去年3月に群馬旅行した際にロックハート城を訪れていたので驚きました。
アニメに出た聖地に行くのではなく、自分が行った場所が後に聖地になる体験は初めて。しかもシャニマスなのでより変な感情。
しかもかなりロックハート城。内部までは覚えきれてませんが隣でアンティーカやスタッフが待機してたとこも再現度高い。あそこカフェレストランだったので、聖地巡礼ついでに行ってみてください。EDで食べてたカレーも、自分は覚えてないけどもしかしたらあるかも。
MV撮影の部分はもちろんのこと、完成したMVが見れて「アニメである意味!!」と感じました。先ほど言った通り、これに関してはenzaだと難しい部分になってしまうので。炎の演出もピッタリ。いつかライブでやらないかな。
ED中のスタッフロールで流れる映像、MVのNGシーン流すピクサーみたいなことするのかな、とか考えてたらそんなことなかった。
あとこれは担当なので言うんですが、放クラが肉屋の宣伝やってるときの凛世のスマイルがめちゃくちゃかわいくて、通常上映で声出せないのがつらすぎた。かわいいって声高に言わせてくれ。
また一つバベルシティ・グレイスの魅力が上がってしまう、いい回だったと思います。
3話
アルスト主軸の回。
寮もしっかり描いてくれるのがわかったので嬉しい。ホワイトボードに書いてあった寮組の似顔絵って誰が描いたんですかね。特技似顔絵の恋鐘?
そば食べてていいなとか思ってたら髪おろしてボタン空けてるシャニP。いやお前が一番エロいのかよ!!!社長よりエロいじゃん! このプロデューサー、スケベすぎる......!
引っ越し作業中に雑誌「アプリコット」が出てくるのとか、シャニマスオタク向けのネタがしばしばあるのはいいですね。でも薄桃色思い出してややしんどい。
フラワーアレンジメントで花の配置のバランスなど一切考えずに両脇にぶっ刺す弟くんのアナーキズムさが最高。そのまま自由に育ってくれ。でもなんであんなブーたれてたんですかね。そこが気になって話が入ってこなかったところはあります。
ステージパートではアルストロメリアの「アルストロメリア」。なんとなく甜花が二人よりも気持ちバタついてるような気もするけど、もしかしたら自分の中の大崎甜花・バイアスがそう見せてるだけかもしれない。でもアイドルとしてはまだ駆け出しだし、この微妙な差が時間の経過で無くなっていったらすごく良い。成長した甜花を見たい。
一方まだまだレッスンスタジオで基礎練中のイルミネ。灯織が櫻木さん八宮さん呼びしてると笑っちゃう。きみ、そのうちその二人と何度もお泊り会するんだよ。
放クラも地域のイベントの盛り上げに貢献。とか思ってたらガラポン破損するし。1話まるまる放クラがはちゃめちゃしてめっちゃ笑える回が見たい。
個人的見どころ、樹里の「まんざらでもないけど……」の口。光と眼の表現に注目してほしい、って言ってたけど口の表現もかわいいのでそこも注目したいです。
4話
待ってました、放クラ回。地道な活動が実を結びけっこう大きなヒーローショーの仕事。パステルナイスも福岡巡業行くぐらいなのでけっこう人気あるんだと思います。でもダブルブッキングはするんかい。
最初ジャスVと勘違いしてた果穂が立ち直るスピード、小6にしては早すぎる。なんて立派なんだ。
ダブルブッキングしおったパステルナイスに変わって完全放クラによるヒーローショー。当日までのリハーサルだけじゃなく当日の準備、宣伝の端から端まで成し遂げる放クラ。自分が好きな、常に全力な放クラがアニメで見れて嬉しすぎる。
とはいえ今からヒーローショー見せられるのか……?って気持ちはありました。キッズも「ほんとにおもしろいの......?」って言ってたのは1視聴者として同意。自分も一応身分としては大人なので今からヒーローショー見るのか……の気持ち。
でもヒーローショーとしてもアイドルのステージとしてもすげー面白かったですね。スモークとか気合入ったステージ演出もあるし構成も盛り上がりどころもヒーローショーのベースで進行してて面白い。今後の現地でモリサゲール連番あります?
上に着てたシャツ脱いだだけではあるけどスモークの中で衣装チェンジからのライブパートも良い。イントロがドラムから入ってくるのもイベントで観客にノリに乗せさせるアレンジって感じで良かった。実際のライブでもUO用意する時間ないからやってほしい。でもやっぱ通常上映で夢咲コールできないのって辛すぎるな......。
あとアニメでも隙あればP杜やってくれるんすね。凛世のおもしろいとこ好きなとこいっぱい見れて担当冥利に尽きます。
4話は総合的な満足度が一番高かったですね。見たい放クラが見れてよかった……。
イルミネパートではレッスンでつまづく真乃に灯織が「櫻木さんはひとりでやったほうがいいと思う」。ごめんけど「くるぞくるぞ......」と構えてたので笑っちゃった。なんていじらしい不器用さ。
きみ、いまはちょっとツンケンした態度しちゃってるけどそのうちその二人とロシアンたこ焼き食べたりするんだよ。
第一章全体を通じて
各話ずつの感想を書きましたので、改めて第一章全体を。
シャニアニ、もしかしたら期待を越えないかも......とか余計なことを考えてしまってましたが、個人的にはかなり楽しめました。アニメであることで今までのシャニマスでできていなかった表現を通じて改めて283プロのみんなを見つめ直せる作品だと感じました。
ただ、これは新規が楽しめるのか?という心配も少し抱えてます。自分はシャニマスを知ってるから見てられてるけど、描写や説明が足りないと感じるとこも多くてシャニマスを一文字も知らない人にとってこれで楽しめるのか?と考えてしまうところもしばしばあります。
視聴者としては心配しなくてもいいことなんだけど、ファンとしては心配。せっかく記念すべきアニメ化なんだからもっと盛り上がってほしいし、自分もいいとこを伝えられるように努めたいとは思います。まあいうてもまだ4話だし、ストーリー的にもまだまだここから。
これからWINGに臨むイルミネをはじめとするアイドル全員、またプロデューサーの活躍はすごく楽しみです。第二章以降もはやく見たい。シャニマスだったらいま感じてる懸念点とか心配事全部ふっとばす好転をすると信じてるので。
以上でシャニアニ第一章感想を締めたいと思います。二章楽しみ!!
おまけ
観終わった後忘れないうちにはなまるうどん啜りながら書いたメモを載せておきます。
ありがとうございました。
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