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保育園月案のポイント②まず本じゃなくて職場の全体的な計画や年間計画を見よう。

ハイこれ重要。
月案書くのに、本屋さんにある
「●歳児の保育」とかの中にある記入例、見ながら書いていませんか?
そういうところから保育のアイデアもらうのは構わないんですが、
その前にやる事がある!

あなたが選んで働いている保育園が大切にしている保育、しっかり知った上で書けているかなー?

●全体的な計画…とっても大切!

「保育理念」「保育目標」
一言一句じゃなくても良いけど、そこの保育園幼稚園を選んだってことは、そこの保育理念・保育目標に少なからず共感して… だと思います。
その保育理念・保育目標をもう少しだけ具体的にしたのが
「全体的な計画」です。
毎年年度末に見直し…してますか?
私の職場では正規職員全員で会議中割と時間をかけて見直しをしています。
そのくらい、大切なものです。
保育園で職員全員で、全ての年齢のつながりや、各年齢の内容がふさわしいか、書かれている言葉は全ての職員で同じ認識が出来るものとして適切なのか、など。
もしも読んでくださっているあなたが4月から新しい保育園で働くようになったのなら、
まずは全体的な計画に目を通す必要があるんです。
「保育目標」を具体化した、その保育園で大切にする保育内容が網羅されているはず…なんです。
もしもずっと見直しがされていなかったり、全体的な計画の内容があまりにも自分の保育観とかけ離れていたら…
自分が変えていくか、自分の保育観に合うところで働くかなぁ…私なら。

●全体的な計画から年間計画を立てる

全体的な計画を確認したら、
次は年間計画!!!
(ここの立て方まで載せてたら世が明けるので、今回は省略)
年間計画もじっくり確認。
年間計画は、3〜4ヶ月または区切りの良い行事あたりで期別に記入されていると思います。
0歳児クラスは様式が異なる場合もあるかな。

例えば、4月や5月の月案を立てたいのであれば、1期のところをじっくり…読む。
その1期の内容を更に細かく噛み砕いて具体的にしたのが月案!
だから、本の記入例を丸パクリしたら、その年間計画から大幅にズレる可能性がある。だから本を先に見たらダメなのよ〜。
わかってもらえるかなぁ…。
あくまでも、全体的な計画、年間計画、月案、週案、日誌と全て繋がっているはずなんだよね。
※ただし、子どもの姿に合わせて思い切って計画を立て直してズレる場合には、私個人的にはOK!

例えば…
年間計画の1期(4〜6月)の「環境」の欄に
●春ならではの自然に触れて、遊びに取り入れる
とか書いてたとする。
そしたら、例えばですよ…
月案は
●春の草花から様々な色や形に気づく
●ダンゴムシやアリ、オタマジャクシなどの生き物を観察して親しみをもつ
●春の雑草を使ってごっこあそびを楽しむ
とか…(特に年齢を限定してないのでぼんやりですみません)
そんな感じで具体的になってきます。

そこから週案になると
●春の草花の色ビンゴ
●シロツメクサで遊ぼう
●オタマジャクシの飼い方を調べて飼ってみよう
とか、すぐにできるようなもっともっと具体的になる感じで書くんですよね(文体とかは園の書き方に合わせてください)。

私は、こういう感じで全部が繋がってるのが、
パズルみたいで楽しいんですよね(変態)
あっち見て、こっち見て、
ぴったり来る表現が見つかった時とか、
計画していた事から環境設定して、
そこに子どもの興味がぴったりハマって保育が膨らんだ時とか。
仕事が好きなんですよ…。
頑張ります😂

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#子ども #子育て#子育て支援#療育
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