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wonder 君は太陽

#映画感想文
この映画に出会えてよかった。ぴったり子どもが小学生になるタイミングで出会えたのも、教えてくれた友達のおかげ。

最初は、主人公オギーを中心に描かれるのかと思って見ていたんだけど、オギーのお姉さんのヴィア目線、友達のジャック、お姉さんの友達のミランダ…それぞれの人の目線で場面構成されていて、
全員が色々な葛藤やコンプレックスを抱えている事、オギーが「自分だけが辛い」と感じていることが実はそんな事はないってこと、オギーも勘違いやすれ違いから人を傷つけてしまうこともあるということ…

スタンドバイミーを観て以来の感動だったなぁ。
(スタンドバイミーは大好き過ぎて毎週末観ていた時期もあるぐらい)

最後に感動…とかじゃなくて、ところどころで苦しい気持ちや優しい気持ち…色んな気持ちになり涙が止まらなかった。

親になり、子どもを心配しながらも子離れして自立に向かわせたいという気持ち、子どもが傷つくと同じくらい苦しくなるような気持ちもすごく共感した。

お姉ちゃんの、病気の弟を持ったことによって自分を見てもらえない寂しさや、自然と自立してしまうところもわかる。弟は可愛くて仕方ないのに嫉妬してしまう…そんな自分を責めてしまったり、弟の存在を隠してしまったり。そういう細かい気持ちの揺れが映画の最初から最後まですごく伝わってきた。

派手な映画じゃないんだけど、とにかく自分を見つめたり振り返る機会になるような、自分が知らないうちに持っている幸せに気付けるような映画で大好きになった。

また繰り返し観たい🥰

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