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わたしとコーチング

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2021年後半から受けている、親子・夫婦関係改善コーチングについて書いた記事を集めています。 すべて個人の感想と主観です。 でもどなたかの何かしらの参考になればこんなに嬉しいこと… もっと読む
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2023年3月の記事一覧

きっかけ

2021年、私は自分の人生を変えると決めた。 対人関係コーチングと自分軸手帳という2本の糸をみつけて、たぐってみようと思った。 長い長い前置きをする。 現在40歳。 人生のほとんどを「なんか上手くいかない」と思いながら過ごしてきたと思う。 自己肯定感というものが低くて、色々上手くいかないのは「自分がうまくやれていないから」だと思っていた。 空気が読めないからだとか、気遣いが下手だからとか、そういうことだと。 でも同時に、周りはなんで上手くやれてる(ように見える)のに なん

看板

今朝、朝食の準備をしていたら夫が言った。 「今朝はさ、もう遅刻してもいいやって気持ちでいよう?」 ここのところ私は毎朝子供にブチ切れていた。 それを見兼ねてのことだろう。 毎朝怒鳴っては落ち込む。 反省しろ。学べ。繰り返すな。改善しろ。 自戒の言葉は浮かんでもいざ目の前でグズグズされると吹っ飛んでしまう。 それが、どうだろう。 夫がいつもの穏やかな口調でこう言っただけで、私の目の前にデカい看板が立った。 今日は遅刻してもいいや 子供はいつも通り眠くてグズグズだし、

コーチングとの出会い

正直なところ詳細は覚えていないんだけど、コーチングを受けようと思った経緯を辿ろうと思う。 子供たちに怒ってしまう、怒りたくない、でもどうしても怒ってしまう自分を止められない。 散々怒鳴り散らして、泣かせて泣かせてやっと自分を止められる。 怒鳴っては激しく自己嫌悪し、その負のループを止められない自分がどうしようもなく嫌いだった。 このままでは子供が可哀想だ。 私なんて早くいなくなればいい。 毎日そう自分に言っていた。 もうどうしたらいいのかわからずにドン詰まっていた時、1通

父という存在

親子関係に詰まる時、あれこれ掘り返していくとどうしても突き当たるのが父親の壁。 私の父のこと。 私は父が怖かった。 すぐ怒るし、何が理由で怒るか分からないし、いつまでも怒っているしで、いつも振り回されてビクビクしていた。 なんせ体育会系、声がでかくてガタイが良くて大声で暴れて物を壊す。 母もそんな父に怯えて従っていた部分も大きかっただろうと思うが、「男の人は手のひらで転がすのよ」と良く言っていた。 でも母と同じ立場では接することができないし、とにかく私にできることは「

子育て向いてない

子育て向いてない。 いつもそう思う。 子供に腹を立て、声を荒らげ、取っ組み合って暴れる双子たちの強く腕を掴むたびに。 ダメなことはダメだと淡々と根気よく諭すほうがいい。 感情的になる方が良くない。 重々分かっている。 でも怒鳴ってしまった方がらくなんだと思う。 子供に甘えてるんだと思う。 私自身がまだ子供なんだろう。 叱られて泣いてる子供の自分がよぎる。 子育て向いてない。 でもこれは単に自分の未熟さから逃げるためだけの言葉だと思う。 少なくとも私にとってはそう。

ミラクルはなぜ起きるのか

今週の私は子供に(ほとんど)怒っていない。ミラクル。 たまにこういうミラクルタイムも訪れる。 では何故そんなミラクルタイムが訪れるのか。 それは自分観察を徹底している時。 対人関係改善において相手方の観察ってとても重要なんだと思うけど、私の場合、自分の子供を観察対象にするとイライラする。 原因はいろいろあるし、まだ全容や根幹ははっきりしない。 ・遅刻に焦っているからかもしれない。 ・自分のペースを乱されるからかもしれない。 ・自分の言うことを聞かないからかもしれない