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心のコンパスを信じる

※このnoteは武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科クリエイティブリーダシップコースの「クリエイティブリーダシップ特論」という、クリエイティブの力をビジネス・社会に活用しているゲスト講師の方々による講義のレポートです。


5/24の講義では、花まる学習会 高濱正伸さんのお話を伺いました。

Profile
高濱正伸(タカハマ・マサノブ)
花まる学習会代表。1959年熊本県生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学に入学。1990年同大学院修士課程修了後、1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立。主な著書に、『なぞぺー』シリーズ(草思社)、『小3までに育てたい算数脳』(健康ジャーナル社)、『子どもに教えてあげたいノートの取り方』(実務教育出版)、『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(廣済堂出版)など。 
(引用:新潮社 https://www.shinchosha.co.jp/writer/4296/ より一部抜粋)

このnoteでは高濱さんのお話の中から印象的だったことについて書いていきます。


自分が感動することを探った20代

高濱さんは今回の講義で、「20代は自分の好きなことを見つける時間に」というメッセージをされていました。


高濱さんは東京大学を卒業、その後大学院を修了されているので学生時代を6年間過ごされていますが、なんと3浪4留したので+7年時間があったそうです。
(こぼれ話ですが同級生がたくさんできて、友達と会うとあの学年の〇〇だよな?という不思議な挨拶になるそうです。笑)

この20代の時間を高濱さんは振り返って“必要な回り道”と表現されています。


「哲学だけをやる1年にする」などと好きなこと、自分が感動することは何かという問いにとことん向き合ったそうです。そして「子供が好き」という想いに気づき、花まる学習会を設立されたとか。


お話を聞いていて思ったことは、自分の好きなことに自信を持った人のエネルギーは強い、ということです。

今回講義では終始高濱さんのエネルギーに圧倒されました。出だしからずっとノンストップで生き生きと話し続ける高濱さんをみて、自分もいつかこんな風に自分の人生や、取り組んでいることについて生き生きと語る大人になりたいなと思いました。

好きなことが見つからなくて悩むことは多いと思いますが(自分も見つからなくて悩んでいました)、好きなことなんてすぐに見つからなかったり、変わっていくのが普通なんだろうなと思いました。大学4年間での自分と、社会にでた自分と、今大学院に戻っている自分、色々な経験が自分をつくっていくんだろうなと思いました。高濱さんのお話を聞いていて急いで好きなことを見つける必要は無く、ゆっくり見つけていければいいのかなと感じました。

そのためにも好きなことってなんだろう?何に問題意識を持つんだろう?っていうことを問い続けていくことが大事なのかなと思いました。



最後

「疑問を持つこと」が意識しないとできなくなっているとお話を聞いていて感じました。自分がどんな問題意識を持つかを感じる前に、そもそも周りを見ていない・見ても何も感じていないという毎日になってしまっているなと。。。

特にコロナで外に出ない分、自分が今何を感じるかは振り返る時が多いですが、周りに対してのアンテナが弱くなっているように感じます。

自分がどう感じるか、そして目の前の相手がどう感じているか、それはなぜか。頭で考えるももちろんですが、“心で感じる“も意識していきたいです。


2021.5.27   こっぺ

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