見出し画像

メルカリって誰のためのサービスか?鬼滅の刃 最新刊をめぐる問題

今日、5月13日は私の誕生日!ではなく、発売が延期されていた鬼滅の刃の最新刊20巻の発売日でした。

本誌はそろそろ完結みたいな情報がチラチラと漏れ伝わってきますが、本誌を読んでいないコミックス派にとっては、待ちに待った20巻の発売なわけです。

上記のような情報を見ながらやはり人気だなー、と。3月からAmazonで予約していても、まだ届かないので(普通の本だと、発売日当日に届くことが多い)、人気すごいなと思っていました。

そうすると、こんなツイートを見かけまして、

シリーズ累計発行部数6000万部を超える人気漫画「鬼滅の刃」(集英社)の最新刊となる20巻が5月13日、発売された。ネットでは「鬼滅の刃20巻」や「鬼滅買い」がトレンドワードとなる一方で、メルカリやヤフオク!などでも高額転売が続出している。
定価よりも数倍の値段で出品されていることがほとんどで、中には同一アカウントから複数の出品も認められた。


と、あるではないですか!メルカリで検索すると、、、


画像1

800円台から2000円くらいのレンジでいっぱい出品されています。律儀に未開封!とか書いてあったりします。今日、発売なわけです。自分で読むために並んで買っていると思っていた行列を、上記にメルカリの出品を見ながら見直すと全く違う行列に見えてきます。

人気の商品を並んで買い占めて、一時的に手に入らない状況にして、2~4倍以上で転売する、、、元々500円しない商品なので並んで買って、出品、配送の手間を考えるとレバレッジが利くとは思えませんが、そうやってお小遣い稼ぎをする人が多く存在し、楽しみにしていた人たちが買えない状況になっているのは本当にどうなんでしょうか?

出版社側も重版で対応すると言え、その重版も転売目的の人がしばらくは買い占め続けることを考えると、品薄は数か月続くかもしれません。


ここ何回かメルカリについて書いていますが、本当に人々の役に立つサービスは何なのかについて考えさせられます。


上記の弁護士ドットコムニュースには以下の記載があります。

アルバイトなどを頼み、アルバイトが購入した商品を買い取って、ネット転売を組織的におこなう場合は、商品は未開封であっても「古物」とみなされ、事業として継続性もあることから、古物営業法が定める許可が必要になる。

サポートを頂けると大変ありがたいですが、頂けなくても問題ありません。基本的にしょーもないことしか書けませんが、温かい目でみて頂ければ嬉しいです。