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理学療法士(セラピスト)としてどう生き残るか

理学療法士(OTとSTも同じなのかな?)は年々有資格者が増えており、今後供給過多になると言われています。
私自身もPT10年目以上で、中堅の立場になりました。
後輩指導や相談役、勉強会の企画運営、地域連携など任される仕事が増えてきています。
もちろん日々臨床は普通に行なっており、忙しい毎日を送っています。
これはどこの病院、施設のセラピストも同じ状況だと思います。

ここで少し経営者の立場になってみます。
3年目くらいの若いセラピストと10年目以上のセラピストではどちらが良いのか。
給与面を考えると、絶対3年目のセラピストの方が経営陣は喜びます。
それは、何年目のセラピストだろうと診療報酬は同じだからです。
毎日同じ単位数なのであれば、給与の安い方を選ぶのは当然と言えば当然です。
後輩指導や勉強会の企画運営などは、経営にとっては直接関係ありませんからね。

しかし日本は人をすぐクビにすることは出来ません。
ある程度、それなりに働いていればクビにすることは難しいでしょう。
私の考えとしては、1日の大半を職場で過ごすのであれば、職場で輝きたいと思っています。
私の場合、臨床研究や勉強会の企画運営、後輩指導は、好きな仕事、得意な仕事に入るので、ここは頑張りたいと思っています。
しかし、間接的な業務に関してはあまり気が進みません。
頑張るところは頑張る、手を抜くところは抜く。
それでいいのかなぁと最近思っています。
生き残るためには、何か強みを持っておくこと。
あることで困ったら、あの人に聞けば何とかなる!そんな状況になれば、自分も満足しながら生き残れるのではないかなと思います。

自分の強みは何だろう・・・。何をしている時が好きなんだろう・・・。
そんなことを考えながら最近過ごしています。

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