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JK12リード125 2023#70 フォグランプ装着

全国展開しているパーツショップで購入はしたが装着を断られたらしい。
なんとも不可思議な、そして、非良心的な話だ。

車両はHONDA LEAD、なかなかに息の長いシリーズの最新型。
今まで実際に触ったことがなかったので、作業当日までに実例も含めて、いろいろ調べてみた。

リード、と聞くと青い車体の原付一種を思い浮かべる。
なぜ青なのか?
おそらく高校の同級生が乗っていたからであろう。
大柄な男で後輪側がガッチリ作られている車体とマッチしていた。
ただ、曲がりづらい、と言っていた。
その当時から脈々と生産され続けたのではなく、一度は途絶え125ccになって復活した経緯があるようだ。

モデル名を決めるのも大変なんだろうな、労力としても費用面でみても。
ホンダのビート、スズキがバンデットと、クルマにかつて生産していたバイクの名前をつけて発売するのを目撃すると、そんなことを考える。

最新型のJK12はエンジン・デザインはもちろん先代リードとは別物で、後輪側のアクセサリーコネクターが廃止になったとのことであった。

では、フォグランプを接続するには、前側のアクセサリーコネクターを使えばよいであろう。
と、メーター横のコネクターをほじくり出し、念のためテスターを当ててみた。
が、反応がない。
エンジンを始動しないと使えないか?を疑ったりもしたが、電圧計の針はまったく動かない。
たしかに、アースであるはずの緑色の線にはメスの端子がついていて、対となっているであろう白い線はオスがついている。

これはどういうことなのだ?
とは思ったものの、再調査をするほどの時間はない。
と、いうか時間をかけるほどのことではないだろうと考えた。
同時にD-UNITなる、電源分配器をつけるから。

この「箱」は、起動のために12v電源が必要で、分配する電源はバッテリーから直接とる。
「一瞬だけ12vが流れる」だけなら、いたるところにあり、バッテリーから物理的に近いところでコネクターを探っていくと、ウインカーランプのコネクターが装着しやすそうだ。
そこで思いついた。

左ウインカーを出したらD-UNITがONになるようにできますがどうでしょう?
今回はオーナーが傍らで作業を「監視」しているので聞いてみた。
そうするとなんかメリットがあるの?
エンジン始動時の電力消費を少し抑えられることくらいですかね。

JK12はキックペダルがついていない。
おそらく、ペダルだけでなく、ギアもオプションになっている。
もしかしたら、オプションも用意されていないかもしれない。
と、いうことは?
バッテリーが弱ったら始動不能になります。
ですので、キーONでD-UNITを起動するのではなくて、一度ウインカーを動作させたら起動するようにしたらどうかと思うんです。
まあ、電力的にみたらたいした差じゃないかもしれませんけど。

そんなやりとりがあって、ちょっとヘンテコな配線をしてやったが、できればバッテリー充電器を買ってほしい。

見送ってから調べてみた。
メーター内の空きギボシはHONDA製グリップヒーター(08E70-K2T-J00)専用っぽい。
電源は他にコネクターがあって、今回触った緑と白の線はメモリー用のものじゃないかと思われる。

ホンダ車の緑はアースだろ、ふつー?

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