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MTX200R 2024#13 配線不良

非常に気分の悪い話である。

エンジンは始動する。
けれど、ウインカーとヘッドライトが点かない。

まず手始めにバッテリー電圧を測ったところ、全く反応がない。
では持参したジャンプスタート用電源をつなぎましょう。

つないだ瞬間、火花が飛んだ。
この時点で気づくべきだったが、そういうこともあるのか、とあまり気にせずに先へ進もうとした。

すると、あちこちから煙が上がった。

しまった、と思ったときには手遅れで、配線の被覆が溶け出していた。
原因は簡単で、プラス側とアース側が直結している箇所がある。
改めて聞くと、空いている端子同士をつないだことがある、と言う。

迂闊だった。
エンジンが始動することは、配線がまともだ、と思い込んでいた。
バッテリーが完全に使えないときはこういうことが起きる、とは考えていなかった。

見えるところの修復はむつかしくないけれど、メインハーネスのどこかでショートが起きるかもしれない。

メインハーネスのまるごと交換かな、これは。

バッテリーのほか、フロントブレーキは使えていないし、ヘッドライトケースの中で電球が揺れてるし、オイルタンクは使ってないし、手を入れたいところは山ほどあるけど、むしろ、壊して帰ってきた。

いちおう始動はできるが、この先どうするか要相談だ。

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