新宿へ

電車で渋谷を経由して新宿へ向かっている。
ちょっとした用事が新宿西口で待っている。
年に3回ほど、ほぼ定期的な用事ではある。
逆にそれ以外で新宿へいくことはほぼない。

それは、良いか悪いか、あるいは、幸か不幸かでいえば、良いことで幸いな用件である。
が、なにか気が重い。

と、用事の前に書いた。

そして今、用事が終わって、正確には用事に対峙しているときに判った。

ぼくは、生涯献血回数が200を越えない。

それは、一例であって、だから気が重い、という訳ではない。

さまざまなことで、このごろ、終い、を考えるようになった。
例えば、野球。
今のチームで選手としてやっていくのは限界か?
あるいは、仕事。
役員に推挙されるような活躍はしていないから、退職後の準備をはじめるか?

トシのせい、といってよいけれど、50歳の線が、ではなくて、50歳を境に肉体的な衰えを実感するようになってきたからだと思う。

そして、生活。
おそらくぼくは、直腸か大腸のガンで死ぬであろうと思う。
もっとも兆候としては、潜血があるだけなんだけど。

いつのころからか、ぼくは尊厳死を宣言しようと考えている。
薬を飲むのも、身体を切るのも拒否して、成り行き任せで死にたいと、このごろよく思う。

ただ、そういうことを言う人に限って、長生きする。
現実世界最多の皮肉ではないか、と、若いころから考えていた。

ともあれ、今の体力、筋力を維持することを初めないとならないな。

それは、それで、気が重いが、連休中にどこか出かけたいものだ。

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