ジャイロキャノピー 2024#50 グリップ入れ替え
2週間ほど前にベルト交換をやった車両である。
じつは先にこの作業を約束していたのだけれど、ベルトが切れたので急遽交換したいきさつがある。
ベルト交換をしたさいに、グリップ入れ替えもやってしまうか、とも考えたけれど、時間的に苦しいかと考えて、予定は予定どおりで消化することにした。
この方は2stと4stのジャイロキャノピーを1台ずつ持っていて、どちらかが調子悪いともう一方に乗る、ということをやっているらしい。
もっと正確にいうと、2st車を諦める方向で4st
を買ったところ、ベルトが切れてしまったので2stに乗っていたそうだ。
そこで、装備を移植することにしたらしい。
個人的には、グリップヒーターは移植するより新たに買い求めたほうがよいとは思うけどな。
さて、まずはどちらもグリップは外さないとならない。
グリップを交換するのと違って、再利用するので切って捨てる訳にはいかないので、端からパーツクリーナーを流し込んでいく。
ノーマルのグリップは、ただ引っこ抜くだけ。
グリップヒーターは、ベースの筒から抜けないように注意しないとならない。
配線をたどっていくと、例の赤いやつ、クリップの分岐コネクターが見つかった。
アース側はフレームに落としてあったのを、外して終了。
あとは外したそれぞれのグリップに接着剤を入れて、空いているハンドルに突っ込めば装着終了。
グリップヒーターがついたほうは、もともとUSBコネクターが装着されていたので、その電源を分岐させて接続終了。
そんな難しい作業ではないけれど、労力的にみたら新品グリップヒーターを装着するほうがよいと、個人的には思う。
とくに、ベースの筒がないタイプだと、外すときに断線が起きやすい。
筒があるタイプは、ベースから剥がれることもあるし。
そもそも、中華グリップヒーターは、耐久性が低いから、後生大事に使うものじゃない。
やってくれと言われればやります、もちろん。
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