変◯土方親父に学ぶビジネス理論(3)

この投稿には、下品で不快な表現が含まれています。

ここまで、土方ひじかた三部作の一作目「やりたい」を見てきました。次に、二作目であり、なおかつひじかた親父を一気に有名にした「糞まみれで」を見てみましょう。

ここからは一気にクッソ汚い描写が出てくるので、スカ◯ロ耐性のない方はくれぐれも御注意下さい。書き込みは曜日から見て2006年のものと思われます。UNEIのああAIさん対応で、一部伏字になっています。

糞まみれで 投稿者:変◯糞親父 (8月10日(木)14時30分56秒)
先日、二回目になるが例の浮浪者の親父と川原の土手でひさしぶりに会ったんや。
高架の下で道路からは見えないとこなんで、2人で真っ裸になり◯ん
を舐めあってからわしが持って来た、い◯ぢく浣腸をお互いに入れあったんや。
しばらく我慢していたら2人とも腹がぐるぐると言い出して69になりお互いにけつの穴を舐めあっていたんだが、わしもおっさんも我慢の限界が近づいているみたいで、けつの穴がひくひくして来たんや。
おっさんがわしのち
を舐めながら ああ^~もう糞が出るう~~と言うまもなく、わしの顔にどば~っと糞が流れこんできた、それと同時にわしもおっさんの口と顔に糞を思い切りひりだしてやったよ。
もう顔中に糞まみれや。
お互いに糞を塗りあいながら体中にぬってからわしがおっさんのけつにもう一発浣腸してから糞まみれの
◯ぽを押し込みながら腰を使い糞を手ですくいとり、口の中に押し込むと舐めているんや。
お互いに小◯をかけあったり糞を何回もぬりあい楽しんだよ。
最後は69のままお互いの口に射◯したんや。
3人や4人で糞まみれでやりたいぜ。おっさんも糞遊びが好きみたいじゃ。
わしは163*90*53、おっさんは、165*75*60や一緒に糞まみれになりたいやつ連絡くれよ。
岡山県の北部や。まあ~岡山市内ならいけるで。
はよう糞まみれになろうぜ。

あんまりといえばあんまりな、ひどいというか何とも異常なプレイ内容で、どう見ても犯罪告白なのですが、この強烈な文章がひじかた親父のネットでの地位を確立したと言っても過言ではありません

某有名コピーライターが提唱する「プレゼン必勝方程式」に当てはめると、一作目「やりたい」が「課題」、二作目「糞まみれで」が「あるべき未来」、そして三作目の「やったぜ。」が「実現案」の提示ということになります。

有名コピーライターは言います。

「SNSの時代には、思いが深く、ニーズが強い人々こそが情報のハブとなります。(中略)その核となるのが、深く、強いニーズを持った個人やコミュニティ。これが新しい時代のターゲットだと僕は思っています。」

そう、ひじかた親父のマーケティング技術は、SNS時代に対応した最新の手法だったのです。

◯カトロプレイに関心を持つゲイなど、岡山県では多分5人もいないのではないでしょうか。そのような、小さなコミュニティがSNS時代では大きな注目を集めます。

2020年、コロナ禍という逆境を乗り越えて日本のアニメ映画で史上最高の興行収入を叩き出した「鬼滅の刃」。グロ要素も強く、非常に癖のある作品ですが、鬼滅の刃が大ヒットした要因として、鬼滅の熱狂的な一部のファンコミュニティを、一般の顧客に広げる戦略をとったためではないかと複数の識者が指摘しています。

なお、ネット上に日帝強占期間36年を引くと韓国ゲーム「鬼殺の剣」は1984年配信開始なので、「鬼滅の刃」は「鬼殺の剣」のパクリという、人権派義士の謎理論が存在します。これもうわかんねぇな。

ひじかた親父の書き込み「糞まみれで」もこれと同じです。

小さな熱狂的コミュニティをターゲットにして、マス市場を狙っていくという最先端の戦略なのです。

そもそも、タイトルからして独創的です。

単にう◯こまみれのプレイを売り込みたいであれば「糞まみれ」で十分なはずです。事実、ひじかた親父は別の投稿で「糞・糞・糞」という、マキシマム ザ ホルモンの名曲「爪爪爪」を思い起こさせるような強烈な書き込みを行っています。

しかし、ひじかた親父は「糞まみれ」の後ろにわざわざ助詞「」をつないでいます。

日本語話者には当たり前すぎる助詞「で」ですが、「デジタル大辞泉」の定義では下記のようになっています。


➊[格助]《格助詞「にて」の音変化》名詞、名詞的な語に付く。
1 動作・作用の行われる場所・場面を表す。
 「やまきのたち夜討ちに討ちさうらひぬ」〈平家・五〉
2 動作・作用の行われる時を表す。
 「十三元服仕りさうらふまでは」〈平家・七〉
3 動作・作用を行う主体となる組織・団体を表す。
4 期限・限度・基準を表す。
 「三百騎ばかりをめいてく」〈平家・七〉
5 動作・作用の行われる状態を表す。
 「盗人なる心、主、かく口きよくな言ひそ」〈今昔・二八・三一〉
6 動作・作用の手段・方法・材料などを表す。…を使って。
 「この御馬宇治河のまっさき渡しさうらべし」〈平家・九〉
7 動作・作用の原因・理由を表す。
 「その御心こそかかる御目にもあはせたまへ」〈平家・二〉

ひじかた親父のタイトル「糞まみれで」には、前後の文章が存在しないため1~7のいずれの意味に該当するのか分かりません。逆に、1~7の意味を全て含んでいるとも考えられます。

いずれにせよ、日本語の古典でも多数使用されている助詞「で」を表題の最後にあえてつけることによって、ひじかた親父がゲイ掲示板の読者に「ワクワク感」をもたせようと考えたのは間違いありません

さらに、ひじかた親父は「糞まみれで」によって、心を動かすプレゼンに必須である「ストーリー」を作り出しているのです。

「糞まみれで」は「せん◯り」のような提案型の書き込みではなく、実はストーリー型のブランディングなのです。その視点で、書き込みを解析していきます。

(序章)
先日、二回目になるが例の浮浪者の親父と川原の土手でひさしぶりに会ったんや。

(盛り上がり)
高架の下で道路からは見えないとこなんで、2人で真っ裸になり◯ん◯を舐めあってからわしが持って来た、い◯ぢく浣腸をお互いに入れあったんや。

(危機)
しばらく我慢していたら2人とも腹がぐるぐると言い出して69になりお互いにけつの穴を舐めあっていたんだが、わしもおっさんも我慢の限界が近づいているみたいで、けつの穴がひくひくして来たんや。

(どん底)
おっさんがわしのち◯◯を舐めながら ああ^~もう糞が出るう~~と言うまもなく、わしの顔にどば~っと糞が流れこんできた、それと同時にわしもおっさんの口と顔に糞を思い切りひりだしてやったよ。もう顔中に糞まみれや。

(クライマックス)

お互いに糞を塗りあいながら体中にぬってからわしがおっさんのけつにもう一発浣腸してから糞まみれの◯◯ぽを押し込みながら腰を使い糞を手ですくいとり、口の中に押し込むと舐めているんや。
お互いに小◯をかけあったり糞を何回もぬりあい楽しんだよ。

(解決)
最後は69のままお互いの口に射◯したんや。

すごいと思いませんか。このクッソ汚い短文の中に、読者の心を動かす「驚き」「共感」「共有」の3つの必須要素をガッツリぶち込んであるのです。

有名コピーライターは言います。

「ビジネスのストーリーとは、読むことを目的とした
物語ではなく、商品が欲しくなる物語だと覚えよう」

ひじかた親父の商品は、言うまでもなく「自分」です。

「 自  分  を  売  る 」

どこかの六大学野球部出身の国内大手塗料会社の営業所長(もしくは副所長)が10年ぐらい前に就活ブログで述べていたキャッチフレーズですが、ひじかた親父は有名コピーライターが提唱する理論を岡山県北というローカルエリアで自分を売るために自ら実践していたのです。

「ストーリー」が商品に付加価値を付けるという点について、大変興味深い実験があります。アメリカで、1ドルもしない安価な馬の置物に、適当なストーリーをデッチ上げて転売したところ、なんと62ドル95セントという高額で売れたというのです。

ひじかた親父が「ストーリー」で一部の超ニッチなゲイクラスタを引きつけようとする理由が伺えます。

しかも、ひじかた親父のストーリーはデッチ上げではないガチリアルの変態実話ストーリー。

こうなってくると単純に「自分を売る」のではなく、「掲示板のストーリーによって付加価値を付けて自分を売る」高度な戦略をひじかた親父はとっている、といっても過言ではないでしょう。

現在は、「ストーリーがあれば、売れるモノがつくれる」という時代です。ひじかた親父は2006年というネット草創期にこの手法を実践していたのですから、たまげるより他にありません。

これまでも、ゲイ掲示板で伝説と化したコピペはいくつもありました。しかし、並みのゲイ兄貴達はその性癖を隠したいという意志が働くためか、いずれも匿名のままで書き込み主がはっきりせず(例:現職K官)、残念ながら個人のブランディングには至っていません。

ところが、ひじかた親父は自分のメールアドレスや携帯番号をゲイ掲示板で堂々とセルフ開示していたので、個人アカウントと紐付けられてしまい、今では顔写真と実名がネット上でフリー素材として流通しています。

ひじかた親父の実名に至っては、自らYouTubeにアップロードしたカラオケ歌唱動画がニコニコ動画に転載された挙句、中華文化圏のbilibili動画にまで転載されている始末…これってどう見ても人権侵害じゃないんですかね…。

ヘイト動画の掲載を続けるニコニコ運営は偉大なる大韓民国に謝罪しろ!(人権派義士風味)

以下、次回に続きます。

※なお、不思議なことに韓国語圏ではひじかた親父はほぼ知られていないようです。

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