今日の薬膳茶 Vol3.~疲れ目に愛を

お元気ですか?poeです。

暦の上では夏になりました。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしになられましたか?
外へ出る機会が少なくなり、おうち時間が長くなりましたね。

私も、家の中でゴロゴロする日が増えています。
ついつい、スマホを見る時間が増えたり、本を読んでみたり。
見始めると、あれこれ気になる事が増えてきて、次々に読んだり見たり。

ちょっと、自分でも引くほど、、、
一日中、目を酷使した日が続いておりました。
夜更かししてしまい、眠りたいのに読んでしまう。。

ちょっとした中毒症状です。おそろしい。

目の状態からも臓器の様子が分かります

東洋医学では、舌を見れば全身がわかる。と云いますが、
目からも臓器の状態が分かります。

目は口ほどにものを云う

昔の方はご存じだったのでしょうね。

画像1

(拙い図ですみません)

私の目を見てみると、

白目が黄色っぽく、端々に充血もあります。
瞼が落ち窪み、目力は全く感じない(元々少ないけれど)
目を開けていると乾燥するし、瞼が重い。。。

特に、目を滋養する力が無くなっていることをひしひしと実感。
この状況は、【肝血虚】です。

目の状態からは、既に他の臓器にも影響が出始めていることも伺えます。

早く何とかしなければ、このままだと、全身に不調が出てしまう。


疲れ目の養生

一番始めにするべき事は〰️

目を使わない!!

使いすぎが元凶です。
まずは、休む が第一です‼️

早めに寝ましょう!

夜中の時間は、身体のメンテナンス時間。
そして、身体の材料を作る時間になります。

お仕事しやすいように、身体を温めて、特に目を!
以前お友だちに作って頂いた、米ぬかカイロをチンして瞼に乗せて
リラックスタイム。
暖かさと適度な重さで癒されます✨

画像2


疲れ目の薬膳茶

次に!
内側からも応援すべく、
薬膳茶の力を借りましょう。

画像3


今日のラインナップ

目を労る         菊の花、クコの実
肝を助ける        クコの実、サンザシ
血を補う         やまいも、黒豆、よもぎ
水の巡りをよくする    はとむぎ

さっそく飲んでみると。

蒸らし時間が短いと、よもぎの香りが強くすーっと鼻に抜けます。
独特ですね〰️
清涼感というか、薄荷とも違う爽やかさ。

よもぎは、身体を温めて、血も作ってくれて、
更に抗菌作用や痛み止め、止血効果もある万能植物。

幼い頃、飼っていたインコが足を痛めたら、ヨモギを取ってくるように母から言われ、すりつぶしてインコに治療していました。痛み止めの効果を狙ったものだったのでしょうか。昭和だったな。

話を戻します。。

お湯を注いで、しばらく置いておくと、
クコの実やサンザシからの甘味と酸味がじわじわ出てきます。

黒豆やはとむぎも、時間がたつ方が風味が増すので、
蒸らしを長くするか、
少し煮出す方が、飲みやすく、美味しさも増します。

画像4


お茶を飲みつつ、また、スマホを見てしまう〰️

一番大事な養生法が、実は一番難しい。。

何事もほどほどに!
養生の基本です!(自戒を込めて!)


薬膳茶の材料か手元に無い!
そんな時は、ブルーベリーが有名ですね。
ベリー類全般は薬膳的にもお勧めです。
また、人参や春菊、モロヘイヤ、いわしも目に良いと云われていますよ。


目の疲れは、【血】を消耗している証拠です。
たかが目の疲れと放置せず、日々のメンテナンスをして、
疲れを次の日に残さないことが大切だな。
と実感した次第です。

みなさんもお気をつけくださいね。

お読みくださり、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?