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【コラム】25歳の彼女が好きなアクセサリーを観察し思い出したもの

ある時期、私は自分が夢中になっていた某アクセサリーブランドのサイトを、会社の後輩Sちゃんに見せていた。

「え?こんなのが人気なんですか?ババ臭い」

トホホ・・開口一番、Sちゃんのフィードバックは辛辣としたものだった。そのブランドは天然石を使い、ヴィンテージスタイルに仕上げたアクセサリー。25歳ーいわゆるアラサーのSちゃんにこのアクセサリーの価値がわからないわね、で終わらすのは簡単だが、同時に私は新鮮な刺激を受けた。

刺激を受けた理由は、好きなものは、万人受けしなくてもいい、とブランドオーナーはよく言うが「趣味は違うけれど、素敵ね」と言われないのも、またなんだか寂しいと思ったからである。

1か月間、彼女のアクセサリーを観察する

アクセサリー好きな私は、Sちゃんーいわゆるアラサー女子のアクセサリーの趣向に興味を覚えた。その後1か月間、SちゃんやSちゃんの友人達がつけているアクセサリーを観察してみることにした。

1か月観察して得た、彼女たちのアクセサリーの趣向とは、以下の点だった。

①イイ女風のネックレスやブレスレット

②イヤリングは、ダイヤ1粒か、まるで水がしたたるかのようなデザインのピアス

②ストーンがついているものは興味がない

③リングは少しだけハード(ちょっぴりアバンギャルド風なものや、ブランドの太目のリング)なデザイン。左手には彼氏からもらったと思われる細いリングをはめる。

このうちの①の「イイ女風のネックレス、ブレスレット」。イイ女風ーそれはどんなものなのか。

ネックレスは色々な種類のものを重ねてつけており、チェーンの太さは3種類くらいをうまくつけている。ブレスレットはバングルタイプのものを、複数のチェーンタイプのものと重ねてつけている。(中にはHERMESのシェーヌ・ダンクルをつけている子も)

彼女たちは、これらのアクセサリーを柔らかいジョーゼット素材のトップスとパンツで合わせている。女目から見ても「イイ女だな~」と思うのである。

つまり「イイ女だな~」と感じさせるアクセサリーは、重ね付けにポイントがあると感じたのだ。

25歳ではない女性が楽しむネックレスの重ね付けとは?

ネックレスの重ね付けというと、私はオーストラリアブランドのMonica Vinaderを思い出す。このブランドは1点でつけるのもいいが、複数のアイテムを重ねて使うと素敵な雰囲気ー堂々とした雰囲気と、余裕が漂う感じになるのだ。

チェーンは、太目のものを一本。そしてこだわったデザインのペンダントトップがついているものを一本。するとあっという間にゴージャス感満載の女性ができあがる。更にこのブランドは、アイテムの素材にシルバーに18ctゴールドメッキを施してある。身に着けると、肌を明るくみせてくれるのも嬉しい。

アラサーでちょっと敬遠していたストーン物や、タイムレスなデザインのものをアイテムに取り入れ、そしてアクセサリーの素材にこだわると、イイ女風がゴージャス感を増して出来上がる。

どうだろう、Sちゃん、これだったら素敵だと思ってくれるのではないかな?(笑)












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