【コラム】インディアンアクセサリーはどう使う？

インディアンアクセサリー（インド人のアクセサリー）を身に着けたことがありますか？

私は、シンガポールに住んでいるということもあり(シンガポール人の3民族の1つはインド人) いくつかは持っているにも関わらず、ほとんどつける機会はない。しかし1年に1度、そのアクセサリーをつけることがある。

どんな時にインディアンアクセサリーをつけるのか？

私はインディアンアクセサリーを、インド人のセレモニーの日につけるようにしている。インド人が盛大に祝うディーパバリ(Deepavali)の日は特に。

今年のディーパバリは11月14日だった。私が住むシンガポールでは、ディーパバリは祝日になる。いわゆるインド人のお正月。インド人はサリーやパンジャビドレスを着て盛大にこの日を祝う。

今年はcovid-19の影響もあり、インド人街を歩いてイルミネーションを楽しむことは残念ながら控えたが、アクセサリーBOXをごそごそ探し、インド人が使うアクセサリーを出してみたりした。

以前は、よくインド人の友人も交えてディーパバリパーティを開催していた。その時ばかりは、サリーやセクシーなパンジャビドレスを着て、こういったアクセサリーや、いくつものバングルを腕につけたりしていたが、最近は残念ながらそういう機会は減ってきている。

インディアンアクセサリーは、デザインの発想、カラーコーディネーションがとてもユニーク。そして見ているだけで楽しくなってしまう。クセが強くて、普段づかいには少し敬遠してしまうが、こうしてみると、コットンのＴシャツワンピースなどに合わせても、キュートでいいかもしれない。

これは約20年前、パリのマレ地区で買ったインディアンアクセサリー。使わないうちに年代物になってしまった。インドそのもののアクセサリーと比べると、淡水パールが使われているところがパリっぽくてオシャレである。このネックレスは購入当時は結構つけていた。白いシャツと黒いタイトスカートと合わせてシンプルに。

改めてこうしてみると、小さなパール粒のチョーカーネックレスと重ね付けしても素敵ではないだろうか。またはブローチにリメイクして、黒いセーターにつけるのもいいかもしれない。

実際コーディネートをしてみる

思い出した。デンマーク滞在中に、このインディアンチョーカーを一度つけたことがある。理由は、冬のデンマーク、コペンハーゲンで見たデンマーク人は、殆どの人が黒いセーター、黒いジーンズ、レギンスを履いている人が多買かったので、私も彼らの真似をして同じような服装をしていた。でもある日、そのシンプルさがとてもつまらなくなり、その時に持ってきていたこのチョーカーをつけてみた。

黒いハイネックセーター、ニットのチュニックワンピに、このチョーカーを付けてみる。これがなかなかデンマーク人の友人達に好評だった。

冬、暗くなりがちなファッションに、このチョーカーを活躍させてみようか。きっと気分が少しあがるかもしれない。