【コラム】自然の輝きを形にとどめておく方法
それは子供の頃の九十九里浜海岸小学生の頃のある夏、九十九里浜海岸を歩きながら、波が押し寄せる度に”置いていく”貝殻をひたすら拾っていた。「海の声(=波)が聞こえる」と言いながら貝殻を耳に当てて、キラキラ光る海を見て、次の波が来るのを待っていた。
そんな輝く思い出をどうにかして形におさめたくて、母親のアドバイスで、拾った貝をネックレスにしたのだった。白い貝殻に絵の具で色を塗り、ビーズを置いて仕上げにニスを塗る。最後に貝殻に穴をあけて(これは父親に開けてもらって)紐を通してでき