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ていしまいもを食べます!【中華を喰らう】


はじめに


みなさんこんにちは!
漢字って商品の見た目や味をパッケージだけで知らせるのに重要な役目を果たしていますよね。
でも本場中国の漢字だけの商品は本格的過ぎて逆に読めないだらけで不安になったりします。
そんな読めない中国の商品を分からないながらに今まで培ってきた漢字の知識と雰囲気で予想しながら食べて楽しんでみようというのがこの【中華を喰らう】シリーズの主旨となります。
この記事では東京都町田市の中華物産店で低脂肪らしい商品を買ってきたのでご紹介したいと思います。

商品表面

購入品

 今回購入した商品は「低脂魔芋」です。
字面から低脂肪な芋なのだろうと推察できましたが、「魔」は何を意味しているのかは分かりませんでした。
英語表記には「konjac」とあるのでもしかしてこんにゃく?
芋の種類がコンニャクイモで、芋にはたくさんの種類がありますからこんにゃくを意味する単語として中国では魔が充てられているのかも。
魔芋=konjac=こんにゃくなのかもしれませんね。
と何となく分かった気がしてきたパッケージ、更に見てみると右上は「酸菜味」。
多分酸っぱい味付けだろうと推測、見た目がそんなに赤くないので辛くなさそう。
となると気になるのは「菜」なのですがこれが分からない…反対の意味そうな肉ととかではないという解釈でさっぱり系と判断しましたがどうなるやら。
そして裏面を見てみると答えありました、正解はこんにゃくでした。
裏面に日本語のシールあったのね、しかも原材料がこんにゃくよりもチンゲン菜の成分が多い(それより水がトップなのが気になるけど)ようなので、すっぱい野菜味ってことかしら。
日本語がある事でかなり商品の正体が分かってきましたね。

商品裏面

さてさて早速開封、外見からもわかるようにさらに個包装になっています、というか個包装だったら結局中身が分からないんだから外装を透明にする意味あるのかな?
見事に青いパッケージで統一されている感じで実に爽やか、関東に住んでいる方ならこの商品三代目茂蔵さんの新作?と思われてしまうかも。
50グラム入りで5袋入っていたので一つ辺り10g、少しずつ食べるのが推奨なぐらい味が濃いのかしらと少し考えてみましたがここで更に小袋開封。

子袋5個入り

開けるとすぐにわかる言葉にするには私は未熟で単語が出ませんが中国っぽい香りだよね、で通じそうな日本では嗅がない香り、中華な香りに隠れて酸っぱい香りも仄かに感じます。
香辛料に花椒や赤トウガラシがあるので辣油ではありませんが油と赤系の混ざり具合でほんのり赤い。
ソフトな感じがしない見た目のこんにゃくはごろっと落ち、こんにゃくに紛れてチンゲン菜の破片が少し出てきました。
こんにゃくは味がつくよう片面に切り込みが多数入っていて調味液がしっかり絡んでいるのが分かります。

感想

さて見た目もわかった所で頂いてみます。
箸で持ち上げるとやはり刺身こんにゃくの様な柔らかな弾力ではなくハード系のグミを掴んでいる感触、中身がギュッと詰まっているようでかなり剛性があります。
口に運ぶとさっとやってくる塩味、その後に酸味が広がりパッケージの通りな味わい、更にその後は一気にスーッとした辛みが追いかけてきて20秒ぐらい徐々に速度を上げて辛みがこみ上げてきます。
こんにゃくらしい味がない代物なのでただ口に残るのは辛さだけ、辛いの苦手な方は食べ始めは大丈夫でも後半でこれはダメっていう方いるかも。

一袋10g

この辛みの広がり方は成分表にある青とうがらしだろうなぁと分かるのですが、こんにゃく自体味が無いのと脂にあたる部分が少ないのでさっぱりした味わいで青唐の爽やかな辛味が好きな方には向いていると思います。
おやつ感覚というよりもお酒のおつまみになりそうな一品ですね。
上述したように結構辛さがしっかりしているのと、中華独特の香りが漂っているのでこの辺りに耐性がない方は購入する選択肢から外れるかも。
自分の食生活シーンではイマイチマッチしない感じでしたが完食しました、ごちそうさまでした~。

おわりに

 青いパッケージがとってもインパクトあり手に取ってみましたが、日本語のシールのおかげでまた理解が深まりました。
自分の好みからすると次からは購入するイメージが湧きませんでしたが、中華らしい香りと辛みが気にならない方で食事の際にカロリーを気にされている方ならチャレンジするのも良いかと思います。
お酒飲むときに少しでもカロリー抑えたい方にも良いかと思いますので、中国製のこんにゃくダイエットができる代物と認識して購入するのも良いでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾


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