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【蒲田】西成のやまき蘇る!?もちもちレバー焼き@もつ焼き次郎


はじめに

 みなさんこんにちは!
大阪西成にある「やまき」というお店をご存知ですか?
西成区内でも大変ディープな場所で営業していた、大きな鉄板で豪快にホルモンを焼くホルモン好きなら一度は耳にしたことのある有名店なんです。
そんな有名店も2024年には閉店してしまったようで、もうあの味をいただくことは出来ないのか…と思った矢先、関東圏であの特徴ある味わいを思い出させるホルモン焼きを提供する立ち飲み店を見つけたんです。
この記事では東京都大田区蒲田の立ち飲み店でホルモンを頂いてきた当時の様子を記していきたいと思います。

もつ焼き次郎外観

お店の場所

 今回伺ったのは「もつ焼き次郎」です。
JR·東急蒲田駅西口から出て北側にある日本工学院にほど近い場所にあります。
徒歩4,5分程度の距離にありさっと食べて移動するにも便利な立地です。

いただいたお料理

 今回はホルモン焼きなら定番で頼みたい「もつ煮」、「レバ焼き大阪やまき風」とチューハイを注文。
早速強炭酸のチューハイをいただきながら調理場を見ているとお鍋が2つ、グツグツ再加温し始めたもつ煮ともう一つは?なんとシチューでした。
こちらのお店外観からバリバリのもつ焼き店の佇まいなのですが、口コミによるとシチューも評判良いのだとか。
よく見るとメニュー表シチューの隣にバゲットまであるのでお酒のアテだけでなく洋風な一品料理としても活躍してそう。
と焼き場も見てみるとレバーも早速焼かれていて、鉄板ではなく焼きとん同様焼き台の上で焼かれている模様、早くも期待。
とここでささっともつ煮到着!

色々な部位入りもつ煮


お皿が思ったより大きめでもつがたっぷり入っています、これで380円はとてもお得ね。
ネギをかき分けもつを確認、なんと一般的なもつ煮とかなり違う!
これはとてもインパクトあるフォルムでしたが、始めに見えたのが白い骨っぽい部位、なんと軟骨。
これを見ただけでわかりましたがこちらのお店はもつ煮といっても精肉以外をモツとして扱ってごった煮にしているみたい。
なので箸で持つたび違う部位が現れるごったもつ煮は歯ごたえがバラエティに飛んでいて、むにむにっした感触と思ったらごりごりっと軟骨にあたったりと歯ごたえからもう楽しい。
もつ煮といえばシロが入って云々、と先入観がある方にはかなりの変化球かも。
味付けも結構濃い目でこれだけでお酒が進む濃厚さ、肉の旨味よりも鰹出汁のような和風な感じがあるのも特徴的ね。
まさにもつだけ煮込みました感満載のもつ煮を頂いているとレバー焼きも遂に登場!

もつ煮とやまき風豚レバー


カットは小さく一口大に切られていますが厚みがあり見るからにぷりぷりしている感じがたまりません。
そして黒いお皿からでも何となく分かるあのタレ、やまきと言えば醤油ベースのタレに七味とにんにくたっぷり入れて作る、スタミナ感たっぷりの濃い味付け。
パクっと一口いただくと、大阪の夜やまきの鉄板前で串に刺さったホルモンパクパク食べて缶チューハイ飲んでいたあの頃を思い出します。
YouTubeでやまきが注目されるとごった返して食事にならない程の人だかりができていましたが、私が食べてきた記憶はそれ以前で、人気もまばらでまだまだ夜の西成は怖い所という認識の真っ只中、楽しく食べている空間は店頭ほんの僅かな区画だけで、食事中も背後からどことなく恐怖を感じるあの物々しさは今でも忘れられません。
とそんな記憶を重ねていただくレバーはこれまたやまきを踏襲しているのか焼きがかなり浅く、生焼けが苦手な方には向いていないかもしれません。
それが受け入れられる方にはまさしくやまき流、半生のレバーが好きな方にはたまらないでしょうね。
大阪西成を旅行した記憶が蘇るお料理をいただきこれで1100円ほど、大満足でお店をあとにしました、ごちそうさまでした~。

2024年5月時のメニュー

おわりに

 平日15時以降に開店する店舗を中心に蒲田駅周辺の立ち飲み店を数店舗回ってみましたが、ホルモン系の立ち飲み店で一番のお気に入りを見つけました。
店員さんは黙々と調理をしている寡黙な方でちょっと話掛けるのに臆してしまいましたが、ドリンクをこぼしてしまった時にカウンター越しで見えていないのにささっと駆けつけ拭いて下さるなどとても親切な対応に感動しました。
今回は串ものを注文しませんでしたので次回は低温調理の刺し系と合わせ楽しんでみたいなぁとまた来店したいお店となりました。
以前夕方に店舗前を横切ったら外に溢れんほどの人だかりで人気の程も知っていたのでもつ焼きをゆったり食べたい方は早目に行くのがお勧めですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました🐾

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