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ジャンプスーツを纏って「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」行ってきた

タイトルにジャンプスーツをまとってと付けたのは、服としてのジャンプスーツを着たのではなく、YVES SAINT LAURENT の香水 Jumpsuit(ジャンプスーツ)をつけて出掛けたので


開催概要

開催概要
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
Yves Saint Laurent, Across the style
会期:2023年9月20日(水)~12月11日(月) 毎週火曜日休館
開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E

『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』公式サイト

私と作品

縁もゆかりもほぼないが親しみだけ勝手に抱いている。
ポストカード(2022-2023 Dior展)、香水JUMPSUIT(たまたま好きな素材が入っていてカラリアで購入していた)が最近。それを除くと2012年のサンローランに別れる前の製品。毛布(法事の返礼品)と傘(友人からの誕生日プレゼント)があるくらい。キーケース(友人からの誕生日プレゼント)も持っていたが鍵ごと落として大変な目にあった。

つけて行った香水:JUMPSUIT(カラリア)

展示会感想

全体を通して間近で見ることができて感激。
横や後ろをまでじっくり観察できる服があったり、裾のタッセルを見つけたり、イヤリングや帽子も服と1セットで一つのスタイルだったり、素材が針で止まってるデザイン画の方眼紙、仕様書等この機会を逃したら見ることができない。

音声ガイド

入り口で借りることもできるし、アプリで聴くこともできる。※どちらも有料。アプリを購入なら展示前から聴いて会期終了までいつでもどこでも聴くことができる。

絵が凄く上手い

ファッションデザイナーだからそりゃ上手いでしょうとは思っていたが想像の遥か上で、それスケッチなの?絵画作品では?となった

今身に付けてるあらゆる服の祖

なんとなく知ってたスタイルから知らなかったスタイルまでほぼほぼイヴ・サンローラン氏から始まったと実感

メッセージが響く

近年服装で悩むこと、考えてることが増えてきたので心の奥にズシーンときた

ファッションは時代遅れになるが、スタイルは永遠である。

イヴ・サンローラン

サンローランは「女性を目先の流行から解放し、彼女たちにより大きな自信を与えるためにクラシックなワードローブの基礎を与えること」を夢見ていた。

展示会公式図録

職人技

服を超えた芸術品だった。眼福

想像力

旅好きそうに見えてそうではない、机上の想像

ジュエリーはイミテーション

箱の中の展示にドキドキしながら何でできてるんだろう?と解説でみると石だったり、木だったりで驚いた

素材の組み合わせと想像力において際限が無いことを意味しているらしい

アーティスト大好き

共通点があって嬉しかった。モンドリアンルックがキービジュアルになった時からとても展示を楽しみにしてた。

ようやく撮影可能のコーナーへ

ゴッホ《アイリス》オマージュの重そうなジャケット

近寄って、カメラアプリでズームしてみた。圧巻。
ビーズと刺繍とスパンコール!色んな色使っている。オマージュ越えた芸術品。

一周回れる服、壁のみの服と様々。

モンドリアンルック 前
奥上に写ってるブラックオマージュの肩幅マネキンに目がいってしまう
横 肩の水色のところが好き。
人が入るのか?腕は通るのか?と心配になるほど薄い。
後 ガラス越しの撮影むずかしい
横 一周した。
右横も左横も前から後ろまで線が繋がっている。

この展示を抜けてウェディングコーナーのお花のドレスと繭のような毛糸のドレスに度肝を抜かれた。
最終章ではイヴ・サンローランと西武の関係を知り、コラボメニューは品プリにあるのかと納得。乃木坂(六本木)と品川は距離はさほど離れていないが、電車だと遠いから不思議だった。

シアタールームで流れてたピアノ曲なんだっけ?テンペスト?熱情?どっちも違う気がする。

国立新美術館について

新国立~と間違えそうになる。「新美」と覚えてからなんとか。
前売りチケットを買っていたが、時間指定も無くすんなり入場できた。
アクセスは断然乃木坂駅。近いし傘要らず。当日券は建物入口手前に売り場がある。初めて訪れるならGoogleストリートビューで建物の外~入口・中を見ておくのもお勧め(観なくても大丈夫)。

傘立て

美術館入り口側にある。足りなくなることはない。
当方は雨の日に折り畳傘で行った

コインロッカー

100円(返却式、両替機も近くにある)。沢山あり、場所は点在している。各入口入ってすぐと、各階化粧室付近にある

化粧室

新美の公式サイト内のフロアマップには載っていル場所とは別に本展が開催される企画展示室1Eの中あるので退出する必要は無い。
7-舞台芸術のコーナーの奥にある。(公式サイトからダウンロードできるPDFや展示入口においてある出品リスト参照)

空調

3章から急激に冷えてきた❄️
効果で室内を暗くしているのでどこから冷えてきたか分からなかったが床の穴の空いたところが空調で足元から冷える
長袖で靴下履いてたけど寒かった
映画観る予定がありストール持参してて正解だった

椅子

館内の窓側にほどほどにある
展示室内は最後のシアターコーナーのベンチのみ

ショップ

地下にあるが、本展のグッズは企画展示会場内のみ。地下に行っても買えない

購入したグッズと感想

※グッズの売れ切れ・入荷状況は公式SNSをフォローしておくことをお勧め
会期直前までグッズ情報は無くもやもやした。ディオール展を目安に予算立てはしてたが当時より円安が進み多少のオーバーは覚悟した。
グッズは全て展示会オリジナルグッズのみが販売されており、全てにイヴ・サンローラン美術館ロゴ『YSL Musée Paris』または『Musée Yves Saint Laurent Paris』が入っている。(以降ロゴと示す)

全部トートバッグ(大)に収まる

※サイズは公式に掲載されていないものは手で測ったのでおよそです。バッグは個体差があると思われます。

  • 図録 1冊
    A4変型 305×210mm×28mm   312ページ(ハードカバー)
    ルック全110体ほか本展出品作をカラーで紹介されている 公式図録

  • トートバッグ(大) 1個
    約410×360mm (持ち手:約590×28mm)
    外側:ホワイト/キャンバス生地 内側:黒ポリエステル
    ロゴ:刺繍、持ち手:合皮(柔らかめ)
    マグネットボタン、ポケット接続ボタン:ゴールド
    持ち手が柔らかく長いので肩掛けが楽。どこでも行けるサイズ感。
    アイボリーがかったホワイトで高級感あり。汚れ防止に防水スプレーかけた。しっかりしている分やや重い。

    • ポケット:約130×185mm
      外側:ブラック/キャンバス生地 内側:黒ポリエステル
      ロゴ:白リボンにプリント(本体ボタン、ジップ:ゴールド)
      トートバッグから取り外し可

  • トートバッグ(小) 1個
    約240×240mm (持ち手:約385×10mm、ポケット:約130×185mm)
    外側:ミディアムグレー/キャンバス生地 内側:黒ポリエステル
    ロゴ:刺繍、持ち手:合皮(やや硬め)
    マグネットボタン、ポケット接続ボタン:ゴールド
    A4が縦に入るが飛び出す。持ち手が長めなのではみ出しても手提げ可
    お財布、スマホ、文庫本、リップ、ハンドクリーム、ハンカチ、鍵を入れてお散歩とか、社外ランチとかかな。
    ミディアムグレー~グレージュ位の色味で何にでも似合いそう

    • ポケット ※トートバッグ(大)と同仕様

  • LOVEレターセット 1セット
    超絶可愛かった。買って良かった。裏の罫線が薄いので便せんを額装してもいいかも

    • 便箋(1985、1989、1992 3柄×各4枚)A5サイズ
      通信面は共通で白地にグレー罫線、上部にロゴ入り

    • 封筒(パール調の白無地ロゴ入り) 6枚
      洋型2号サイズ(同便箋2つ折りが入るサイズ)糊無し

    • シール (白地にロゴ)6枚 30×30mm

    • ケース 1個 198mm×284mm(B5用紙がスッポリ入るサイズ)
      (表面は透明。ロゴ入りの蓋と背面はマーブル調のミディアムグレー)

  • ポスター 1枚
    B2サイズ ピート・モンドリアンへのオマージュ
    ケースは蓋と底がアルミ製、筒は紙製
    公式にサイズが掲載されていなくて実物を見るまでソワソワした

    • 筒 長さ556mm 直径58mm 紙製 蓋、底:アルミ

  • ノート 1冊
    A5サイズ ハードカバー 糸綴じ 160ページ 罫線:約9mm間隔 栞紐付き
    どこにも何ページか書いていないので手で数えた

  • マグネット 1個 1992柄 79×53mm
    アンディ・ウォーホル《Flowers(花)》をモチーフ
    個人的にはマティスの切り絵とマイヤ・イソラのウニッコとアンディの花を足して3で割ったように見える幸せ柄

  • ポストカード 9枚 148×100mm(一般的なハガキサイズ)
    後ろの数字は出展リスト参照

    • ジャンプスーツ 2-3
      ジャンプスーツの名の香水を付けていたので購入

    • カクテル・ドレス 9-1
      ピート・モンドリアンへのオマージュ
      今回のキービジュアル

    • カクテル・セーター・ドレス 2-9
      白地に赤ボーダー、紺のミニスカートと形は普通なのにスパンコールでできていてびっくりしたドレス。イヤリングも可愛い

    • イヴニング・アンサンブル 9-6
      ジョルジュ・ブラックへのオマージュ
      ギターのキュビスム柄 肩幅が凄い

    • ウエディング・ガウン 9-8
      ジョルジュ・ブラックへのオマージュ
      鳥柄というより鳥型 お帽子(帽子なのか?)まで可愛い

    • ドレス 9-9
      アンリ・マティスに基づく
      《かたつむり》
      切り絵でできたステンドグラスのようなデザイン。

    • ドレス 9-10
      アンリ・マティスに基づく
      《青いドレスの女性》
      まんまソレでおおおおおっとなった。すごい。ウエストの黒いリボンが追加されていてより素敵
      マティス展では《鏡の前の青いドレス》を観た

    • ドレス 9-14
      パブロ・ピカソへのオマージュ24
      スカート部分が水色、青のギター柄
      なんの作品をオマージュしたんだろう?個人的には《グラス、花束、ギター、瓶のある静物》と《男と女》と《窓辺の静物、サン=ラファエル》を混ぜたように見える。(要するにドレスを見ただけでピカソオマージュと感じた)ピカソは作品が多いから分からない。

    • 「バブーシュカ」ウエディング・ガウン 10-1
      かぎ針編みでまるで繭。これを着て転んだら一人で立ち上がれない。


欲しかったけど購入できなかったグッズ

  • アクリルキーホルダー
    過去にYSLのキーケースを紛失し若干トラウマがあり断念。

  • ポストカードセット
    40枚、化粧箱入り 店内で見た箱がかなりしっかりしており、小物入れとして使えると書いてあった。セットなら実質箱代無料だったが予算オーバーで断念。

  • ポストカード

    • ボーティング・アンサンブル ファースト・ピーコート
      (紺地に金ボタンのピーコートに白地のパンツスタイル)
      第1章の展示の先頭にあったアイコン的存在なのでポストカードでは一番売れていたかと思う

    • ファースト・サファリ・ジャケット
      ルックが格好良く、小物も多く(ハット+イヤリング+ベルト+ロングブーツ)で最後までジャンプスーツとどちらにするか悩んだ

  • グッズ化されていない?
    0-17「品行方正」シャツ・ドレス(0章のディオールの展示)、ゴッホ へのオマージュ、舞台芸術のグラフィックアートが印象的だったか残念なことになかった。


その他

各種リンク

コラボメニュー美味しそう。。ディナーのみ

新美ストリートビュー

最初のフライヤー

2023年7月8日に手にした時とデザインが違っている

1月に行ったディオール展の感想


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