モンゴル旅🇲🇳2日目
モンゴル旅、2日目です。
2日目はテレルジ国立公園でモンゴル定番のアクティビティ、乗馬をしてきました。
↓1日目はこちら。
1.穏やかな朝の時間
7時半頃に起床、8時から朝食です。
朝方はゲルのすぐ側で牛がモーモー鳴いて、馬がパッカラパッカラ駆けるので寝つきが悪かったです。しかも寒いし。(これもゲル泊の醍醐味か)
宿泊したハーンテレルジツーリストキャンプの朝食は洋食風で食べやすいメニューでした。
スープには羊肉が入っており、ダシがきいていて美味しかったです。
お米は日本のものよりもパラパラしていました。
パンと新鮮なバター、ジャムもありましたよ。(しかもおかわりし放題!)
乗馬まで時間があったので、宿の周りを少し歩きました。
のどかでありながら広大な険しさも感じられる大自然。思わず深呼吸したくなります。
ボーッと歩いていると牛さんにぶつかりそうでした。
2.待ちに待った乗馬体験
いよいよ不安でいっぱいの乗馬体験です。
乗馬経験は子供のころ動物園でポニーに乗ったのみ、運動時間も運動神経もゼロのワタクシです。落馬して死ぬんじゃないかと思っていました。
歴史上の人物でも、落馬して亡くなったとされる人は多くないですか?ツタンカーメンしかり、源頼朝しかり。
(ツアーの注意書きにも乗馬の危険性がしつこく説明されていました。恐怖をかき立てないでくれ。)
でも実際に乗る馬を見ると意外と小さい!モンゴルの馬は小さめみたいです。
こりゃいけるんじゃないか。
いざ乗ってみると、バランスを取ることにさえ慣れればとても楽でした。
ツアー参加者2人に対して1人のモンゴル人乗馬マスターがつき、馬に乗りながら手綱を引っ張って誘導してくれます。(小学生くらいの乗馬マスターもいました。モンゴル人にとって馬は自転車みたいなもんですかね。)
自分で馬の方向を調整する必要がないので、実質座ってるだけです。
馬に乗り、ヤクや牛の群れを眺めながらボーッと草原を歩く。時間の流れ方が変わるとはこのことですね。
私が乗った馬さんは、せっかちで言うことを聞かず、終始他の馬を抜かそうとしてました。しかも歩きながらずっとオナラをしてましたとさ。
馬にも色々な性格があることが分かって楽しかったです。
3.遊牧民ゲルへの訪問
ツアーの行程表に「遊牧民ゲルへの訪問」という予定がありました。
てっきり遊牧民のゲルにお邪魔して、遊牧民の方たちが出迎えてくれるのかと思っていましたが…。
実際は、遊牧民の方たちはおらず遊牧民が実際に使っているゲルを見せてもらえる、といったところでした。
ゲルはきちんと手入れすると50年くらい使えるそうです。一生の財産ですね。
解体するとトラック一台で運べるほどコンパクトです。
ゲルは移動式の住居ですが、土地の所有権がどうなっているのか気になりますね。(ゲルを建てたもん勝ちになるのかどうか、ということです。)
草原の中ではどの地域がどの家族のものなのか暗黙の了解で決まっているそうです。
しかし、住所や地番のようにはっきりと土地の所有者を決めるためのシステムはありません。
モンゴルの面積は日本の4倍、されど人口は40分の1。日本のように土地に関してケチケチする必要はないのかもしれません。
ゲルの内部には2本の柱がありますが、これは夫婦を表しているそうで、間を通ってはいけません。(宿泊ゲルで何回も通ってしまった。ゲルの神様、私が彼氏に振られたのはこのせいですか?)
ベッドは2つありますが、足りない場合には床で雑魚寝します。狭い部屋で家族が川の字で寝る日本と似ているなと思いました。
夏はゲルの外の草原で寝ることもできます。
大草原の中で満点の星空とともに眠る。なんともロマンチックです。
(虫が口から入ってこないのか、牛に踏まれないのか、などと余計なことを考えてしまいますが。)
4.乗馬後の宴
この日はかれこれ3時間くらい馬に乗りましたが、正直全然疲れませんでした!
次の日も筋肉痛にならず。
(足の感覚が変になったと言っている方もいましたので、人によります。)
夕食はホルホグという羊肉の蒸し焼きでした。
私は日本で羊肉をほとんど食べたことが無かったので恐る恐る手をつけましたが、これがまた美味しい!
塩だけのシンプルな味付けですが、全く臭みがなくあっさりしていてどんどん箸が進みます。(箸は無いです)
ガイドさん曰く、新鮮な肉を使っているのと、餌になる草原の質が良いので臭みが少ないそうです。
この日も天気が悪く、星空を見ることはかないませんでした。雨は降らずとも雲が多く、星空が見えないのです。
他のツアー参加者の方によると、夜中の2時くらいに起きてゲルの外に出ると満点の星空が見えたそうです。
私たちは真夜中に起きる根性もなく、星空は見えずじまいでした。
ガイドさんによると、テレルジは観光客向けの施設が多く明るいため、本物の大草原や砂漠の星空には劣るとのことでした。
ガイドさんのおすすめはゴビ砂漠。ウランバートルからシベリア鉄道で行けます。
シベリア鉄道!?ロマンがありますね。
ぜひ行きたいです。
こうしてモンゴル2日目が無事終了です。
乗馬より何より、極寒のゲルに泊まるのが一番疲れる。海外旅行で1番重要なのは、慣れない環境の中でいかに快適に眠れるかではないでしょうか。
海外旅行の猛者たちの意見を聞いてみたいものです。
3日目に続きます。
※ここに書いてある情報は2024年9月のものです。筆者の改ざんされた記憶が混ざっているかもしれませんがご了承ください。
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