音霊言霊
昨日から1年点検とオイル交換をお願いしていた愛車を、車屋さんに引き取りに行ってきた。
汗だくで作業をするオーナーの木村さん。話をしていると車好きが伝わってくる。輸入車にも詳しくて頼りになるプロフェッショナル。価格もディーラーよりも安い。こんなお店が近くにあって良かったなと改めて思う。洗車もしてもらえてピカピカ、ありがとうございました。
そのままドライブに行こうと思ったが、仕事の途中だし遅れている仕事も山積みなので、諦めて大人しく帰宅。仕事…仕事…仕事で溜め息ばかりだが、お客様が送ってくれる写真やメッセージを見ると、頑張らなきゃと改めてヤル気スイッチが入る。
2024年3月11日に五所川原市の法永寺さんで開催された、東日本大震災追悼~つむぐ日。何がそうさせたのか自分でも分からないけど、出不精の僕も参加させてもらった。結果、色々と考える切っ掛けになった。
法永寺住職の小山田さんのnoteに、当日ご一緒した遠藤さんの記事が紹介されていたので、サイトに飛んで読ませていただいた。
遠藤さんは、当日も機材を設置して忙しくされていた。あの機材で音を収録していたのだと後で知った。音があることで、その場の空気や雰囲気が伝わりやすくなっているので、ぜひ皆さんにも遠藤さんの記事を読んでもらいたいなと思う。
声→顔→思い出、この順番で人は人を忘れるらしい。僕も小学生の時に友人が自ら命を絶った。今でも、かろうじてこんな声だったかなと、思い出の中で彼がわいわいと話をする。夢にも数回出てきては、わいわい話をして消えていった。顔と思い出は、まだまだ鮮明なのだが、彼の声が僕には聞き取りずらくなってきている。そりゃそうだ、あれから30年以上も経つのだから。普段から音にそこまで拘ることはないが、遠藤さんの収録した当日の音を聴きながら記事を読むと、すごく音は大切な物なんだなと思った。震災により亡くなられた人達、大切な人を亡くされた人達にも、想いや声が届いてくれたら良いなと、改めてそう思った。
日本の神社仏閣では言霊(ことだま)や音霊(おとだま)という言葉があるように、言葉や音が神聖な物として扱われている。「日本の国は言霊が幸いをもたらしてくれる国なのです」という意味の歌が万葉集にもある。小山田さんのお経や、遠藤さんの収録した音も、そういうモノなのかなと思った。
なんか僕の語彙力と文章力では、何一つ伝わらないと思うので、皆さんは遠藤さんの記事『Vol.5|青森県五所川原市 法永寺 3月11日「つむぐ日」の祈りの声、お空へ響け』を読んでもらえたらと思います。
それなら最初からリンク貼り付けて終われって話だよね。笑
長々とごめんなさい。
さぁ仕事しよ!
では…また