Thank you Diana !
先日、NHK 街角ピアノ スペシャル『ハラミちゃんロンドンを行く』を見た。番組後半にハラミちゃんの会いたい人、若き天才音楽家ジェイコブ・コリアーとご対面。自然と始まる2人のセッションがたまらなくカッコ良かった。
セッションも感動したけど、その後の2人の会話、ジェイコブの音楽やライブに対する考え方に、僕はさらに感動した。『正解や正確性を求め過ぎると、心が置き去りになってしまう。そうなるとみんなが音楽を楽しめない、だから心で想ったことを素直に音にするんだよ』とジェイコブ。
これって僕らクリエイターにも言えることだなと思う。クソ生意気ですが僕もそんなことを思っていて、正解や正確性を求めるなら職人さんの作品で良いだろうし、僕にはそんな能力もないから、せめて自分も楽しみながら作品を製作している。お客さんにお届けするまでは、精一杯楽しんでいるつもり。その気持ちはお客さんにも伝わると思っていて、僕はそこにしか重きを置けないから、そこに精一杯に力を注いでいる。決して一流アーティストと同じなだなんて思っていないし、その全てを兼ね添えている人達が、天才と呼ばれる人達なのだと僕は思っている。
僕が見たのが再々放送くらいで、これからの再放送の予定がなかった…残念。もう一度、放送されることがあったら絶対に録画するし、みんなにも見て欲しいなと思う感動回だった。
そんなこんなで、コツコツとセコセコと仕事をして、クタクタのグズグズになっている中、また僕宛の郵便物、海外郵便だった。
前回のオーダーの中に、ほんの気持ちだけプレゼントを入れたら、わざわざお返ししてくれた。前々回も小皿をプレゼントしてくれたお客さんだ。嬉しくなってメッセージすると、すぐに返信がきた。ちょっと注意事項を聞いて、楽しみに開封してみる。
小さな折鶴にもメッセージが書かれていた。単語は読めるけど、正解な意味はわからない。折り目を伸ばしてGoogleカメラで翻訳。やっと意味を理解して嬉しくなった。イラストが描かれた小箱の中は!?
サルガデロスというブランドの陶器製のペンダントトップ。お守りとして販売されており、数種類の形があって僕がいただいたのは【ロディル・物事を複雑にしようとする物から守る】と表記されていた。きっとSNSやブログも翻訳して見てくれているのか、僕の忙しいことを、いつも気にかけてメッセージしてくれる彼女。名前と住所しかわからなく、僕は彼女を見たこともない。それでも僕の作品を好きでいてくれて、いつもオーダーしてくれる。それプラスこんなプレゼントまで、送料をかけて送ってくれる。本当にありがたい。
僕の気持ちも彼女に伝わっているのかなと嬉しくなる。このお守りで僕の気持ちも仕事も順調に進むような気がしている。このペンダントトップから、そんな気持ちが僕には伝わってきた。
応援してもらえているんだな…
まだ見ぬ彼女、まるで一昔前の恋愛映画のようだが、いつか本人にお会いしてお礼を言いたい。いつかスペインにも行ってみたい。世界中を飛び回って、もっと色んな物を見て触れて、たくさんの人達と出会い、色んな物を共有できたらなと、50歳手前にして思う。いつになったら行けるかな、もう歳を取りすぎたのかも知れない。私のお墓の前で泣かないでくださいになってからかな。そうなったら彼女にはもっと凄いサプライズになることでしょう。笑
ありがとう!Diana!!
あとどれくらい…
生きてさえいれば…かな。
少しでも楽しく生きれるように
もっともっと楽しみながら
一歩一歩、歩んで行こうと思う。
では…また