涙堪えて笑おう
10月1日福島県いわき市で開催されたIWAKI OUTDOOR TIME 無事に終了して、つい先ほど帰宅しました。
曇り空の中でのイベントでしたが、たくさんのお客様で賑わって楽しかったです。最後の撤収作業時に雨が強くなり、みなさんワーキャーと騒ぎながらの撤収。それすらも楽しんでいるような感じでした。
僕のブースはというと、お隣の帆布作家FUKURAFTさんと、バンダナ作家BANDAIYAさんが、たくさんの友人知人を紹介してくださり大賑わいでした。本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。
イベント終了後にはご飯にまで誘ってもらい、たくさん食べて飲んで笑って、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。はじめて食事会をしたんだけど、なんか嘘のない人達という印象で、僕も正直にいろいろとお話させていただきました。すごい温かい人達で、良いご縁をいただけたなと嬉しくなりました。
FUKURAFTさんInstagram↓
https://instagram.com/fukuraft?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
BANDAIYAさんInstagram↓
https://instagram.com/bandaiya50?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
今回は後泊(ホテル泊)して、福島県いわき市小名浜で海産物を食べてきました。
【いわき・ら・ら・ミュウ】という観光施設のレストランで、少し豪華な朝食をいただきました。何気なく見た窓からの景色、天気も良くて海がキラキラと光り、とても綺麗な景色でした。思わず箸を置き撮影しました。
撮影し終わった途端、急に東日本大震災のあの悲惨な光景を思いだしました。現地に居た訳ではないけど、テレビや写真で見たあの光景、ここもとんでもない被害を受けた場所なんだと思い、ずいぶんと復興はしたけど、今でも心に傷をおった人達がたくさんいらっしゃるんだろうなと思うと心が痛みました。
何か想いがあってこのお店に来た訳ではないけど、食器に書かれていた店名【ふぇにっくす】。不死鳥、何があっても終わらない!必ず立ち直ってみせる!きっとそんな想いを込めているだなと思いました。
この日もたくさんの観光客や団体が訪れていて賑わっていたので、もう復興したかのように思いますが、今度は放射能処理水の問題で、いろいろと風評被害があるみたいです。あれから12年経っても未だに苦しめられている地元漁師さんやご家族や関係者の方々。なんでこんなにも苦しめられるの?この苦しみから逃れられるのはいつなの?あまりにも理不尽過ぎるなと思ったら、恥ずかしい話かも知れませんが涙が出そうになりました。周りに他のお客様もいたので、窓の外を見て涙を堪えるのに必死でした。
何も終わっていなし、何も始まっていないのかな。まだまだ続いていくんだろうな。どんに頑張って叫んでも、1人の力ではないも変わらない…被害に遭われた方々の心情を理解することは難しいけど、なんか本当に辛くて悲しかった。
僕自身、正直なにもすることは出来ないけど、こうやって頑張っている人達が集まる町や場所で、少しでもお金を落としていくのも、大切なことだなと思いました。決して上から目線ではなく、お金を払った対価として地元の美味しい特産品を食べさせてもらったり、買わせてもらったりして、SNSで『美味しかったよ♪』そうアピールすることだけでも良いのかなと思った。お金だけじゃなくて労力でも時間でも、何の影響力もないけど、機会があったらこういうお金の使い方をしていこうと思いました。
辛いこと言いたいこともたくさんある漁師さん達が、きっと昔と変わらずにお店に立って笑顔で接客してくれました。美味しい海産物を食べて逆に元気をもらって帰ってきました。ごちそうさまでした、そしてありがとうございました。
また近くを通ったら美味しい海産物を食べに行こう!定食の白米もめちゃくちゃ美味しかった。放射能処理水が僕には何がどうダメで、どう海に影響があるのか正直分かりませんが、間違いなくそこで仕事をして生計を立てている人、それらを食べて生活している人が居ます。未来ある子供たちもいます。『日本はダメだ』『日本は終わっている』そんな言葉もよく耳にします。『それなら出ていけよ!』正直そう思います。それが出来ないから日本にいるんでしょ、それなら批判したりいがみ合いをしないで、微力でも助け合った方が良くないですか。その方がより良い未来を迎えられそうな…そんな気がします。
帰宅後の疲れた中で綴っているので、話にまとまりがありませんが、お許しください。海見て、思い出して、勝手に涙堪えた話。
最後に大国魂神社で、お礼と感謝をお伝えして帰宅しました。明日がより良い1日になりますように。
では…また