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【Vol.3】最新R&Bを軸にしたプレイリスト「Take It Easy」 2020 #3

Spotify、Apple Musicで公開しているR&Bを軸にしたレイドバックミュージックプレイリスト、題して「Take It Easy」。プレイリストの中から3曲をピックアップし、アーティストや曲についての紹介をします。

(※この記事は2020年6月に書いたものです)

プレイリストはこちら。更新の度に内容が変わるので「いいね」で常にチェックしてもらえると嬉しいです。

Vol.3の全曲のリストは、バックナンバーとしてアーカイブしております。記事の後半有料部分で公開しているので、プレイリストの応援も兼ねて覗いていってもらえると嬉しいです!(全15曲)


3Picks

1.Jacob Collier – All I Need (with Mahalia & Ty Dolla $ign)

イギリスはロンドンを拠点とするアーティストJacob Collier。その肩書きは沢山あって、歌手・編曲家・作曲家・プロデューサー・マルチインストゥルメンタリストなどなど、マルチに活躍する音楽家です。

これまでには、

  • 「You and I」

  • 「Flintstones」

  • 「Moon River」

  • 「All Night Long」

の4曲でグラミー賞を全て受賞しているモンスターアーティストです。

もともと2012年~頃に、スティーヴィー・ワンダー「Don’t You Worry ‘bout a Thing」などカバーをして、そのスプリットスクリーンビデオ(画面分割されている映像手法のビデオ)がYouTubeでバズったのが始まりだったそう。

そういった流れから、クインシー・ジョーンズに見出されて、クインシー・ジョーンズのマネジメント会社と契約。2016年にはデビューアルバム『In My Room』をリリースしています。

恐らく彼の楽曲で一番有名なのが、カナダのシンガーDaniel Caesarをフィーチャーした「Time Alone With You」で、今後リリースされる予定の4枚目のアルバム『Djesse Vol.3』の1stシングルです。

関連記事:質感のある歌声を持つカナダのシンガー「Daniel Caesar(ダニエルシーザー)」を紹介

で今回プレイリストインしている「All I Need」は、このアルバム『Djesse Vol.3』の3rdシングルで、イギリスのシンガーMahaliaと、LAのシンガーTy Dolla $ignがフィーチャーされた一曲です。

冒頭に張り付けている動画は、アメリカで有名なトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」でのパフォーマンス映像で、自撮りなんかを交えたJacob Collierならではのパフォーマンスになっています。

2.Steve Arrington – The Joys of Love, feat. Mndsgn & Devin Morrison

イリノイ州グレートレイクスで生まれ。オハイオ州デイトンで育ったドラマーSteve Arringtonが西海岸のエーベルStones Throwから発表した一曲。

Steve Arringtonは78年に、ファンクバンドSlave(スレイブ)にパーカッションやドラマー、バッキングボーカリストとして参加。(それ以前もいくつかのバンドで演奏していたそう)

元々はパーカッショニストとバックグラウンド・シンガーとしてキャリアをスタートさせていたそうなのですが、Slaveの

  • 「Just a Touch of Love」

  • 「Watching You」

  • 「Wait for Me」

なんかではリードヴォーカリストとしても活躍したのだとか。

Slave脱退後はSteve Arrington’s Hall Of Fameとして83年の「Weak at the Knees」や、ソロで85年の「Dancin’ in the Key of Life」でヒット&成功を収め、

2010年頃からStones Throwまわりのアーティストとコラボしだしてしたみたいです。

この「The Joys of Love」は客演でMndsgn & Devin Morrisonという、以前記事で紹介したシンガーJoyce Wriceなんかとも頻繁にコラボしているメンツで、テキストで見た段階から「良さそう」がヒシヒシと伝わってくる。(実際に最高です)そんな一曲です。

3.MXXWLL – THINGS U DO feat.Kyle Dion

MXXWLLはオーストラリアのシドニー出身のプロデューサーで、読み方は多分ですが「マックスウェル」って読むっぽいです。

父親がドラマー兼プロデューサーで、母親がバッキング・ボーカリストという音楽一家な家庭で育った彼は、10代でビートルズから、レゲエ、オーストラリアンロック&ポップ、アリシア・キーズのアルバム『Songs In A Minor』とジル・スコットのアルバム『Who is Jill Scott? Words And Sounds Vol.1』などなどを聞いて育ったそう。ちなみに彼の好きなアーティストは、

  • Kashif

  • J Dilla

  • OutKast

  • Return To Forever

  • D’Angelo

  • D-Train

  • Battlecat

  • Thundercat

だそうです。(同じ匂いを感じてる方もいるのでは)

あげていたオンラインビデオがDJジャジー・ジェフやスヌープ・ドッグの支持も集めていたりと大物からのお墨付きもアリと言った感じです。(↓このビデオかどうかは不明です)

ちなみにTy Dolla SignとJ. Coleの「Purple Emoji」という楽曲もプロデュースしています。

Vol.3のプレイリスト内容(全15曲)

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