#3 本日より、脱サボり癖!& 近況報告。
noteデビューを果たして週1投稿をしていくと意気込んでいたものの、「前回から1ヶ月も経過して全く投稿されてない!!」と友人からご指摘されてしまいました。笑
週1の頻度であれば無理なく出来るかなぁ… なんて考えていたのですが、どうやら自分の “継続力” を甘く評価していたようです…
とはいえ現状の継続力の弱さに合わせてるようでは成長はないと思うので、今日から気持ち改めて投稿していきたいと思います!
さて、前投稿からこれまでの1ヶ月の間は全く書くネタが無かったわけでもなく、むしろ書きたいことは山ほどありました。
全て書き出そうとすると、書き終えた頃に達成感を得てまたサボり癖が発動されそうな気もするので、この1ヶ月間に起きた出来事のうち、主要なイベントだけに触れていこうと思います。
懐かしさと感謝。
左膝の内側側副靱帯を損傷してから7週間が経った6月1日のシーズン第9節。
無事に試合復帰を果たすことができ、先発メンバーとして前後半合わせて約60分間の出場でした。
復帰試合を応援しようと現地に住む友人たちも駆けつけてくれたり、ライブ配信もされていたので日本にいる家族やその他の遠く離れた友人たちにも観てもらえました。
怪我のリハビリ期間中はずっとチームをサポートする側にいたという経験もあってか、久しぶりの試合出場を目の前に過去味わっていた懐かしい緊張や興奮の感覚が甦る中、それらと同じように強く感じたことの内に “感謝” がありました。
具体的には、「こうしてラグビーができるって幸せやなぁ」という実感を噛み締めてその時の状況をありがたく感じていました。
チーム関係者たちが作る花道の間を通って選手が入場。そしてキックオフ直前に味方選手たちと円陣を組んで試合前最後のチームトーク。
この時、みんなとグラウンドにまた戻って来れたことや声援を浴びることができていることの幸せな実感がバーッと湧き出てきて涙が溢れ出ていました。
「あぁ、まだまだラグビーが大好きなんだな」と改めて思えた瞬間でもありました。キャリアが長くなっていくにつれてこういう感情も忘れがちになるのですが、自身の原動力となっている源といいますか、初心を思い出させてくれる機会は貴重です。(とはいえ怪我はもうしたくないです!笑)
恐怖心と悔しさ。
6月15日、シーズン第11節。
復帰してから3戦目となったこの試合は、左膝を怪我した時と対戦相手、試合会場や開始時間も全く同じで、さらには天候までも雨が降ったり止んだりの肌寒くてよく似た感じだったので、この日は試合会場へ到着してかなり早い段階から記憶のフラッシュバックによる過緊張をしていました。
試合が始まってからは正直、恐怖心を払拭することができないまま怪我をしないようにと慎重になりすぎた結果、自分の持ち味を発揮することもできずにフルタイム80分が経過してしまいました。
個人的な感触としてもチームとしても完敗でした。
見方によっては、フラッシュバックした嫌な記憶を持ち続けながらもフルタイム試合に出続けたことは克服に値すると考えることができるかもしれませんが、個人的に納得のいくパフォーマンスを発揮できていなければ乗り越えたとは思えないのです。
試合終了の笛が鳴った後、観客はまだ残っていて見られている状況だったのですが、そんなことも忘れてしまうほど情けない自分が許せなくなって人目も気にせず悔し涙を流してしまいました。
ですが同時に、 “自分に勝つことの重要性” を強く実感できた瞬間でもありました。
良い感触と敗戦。
6月22日、シーズン第12節。
第11節での敗戦を機に自身のトレーニング内容を見直して少し変化させてみるようになり、マインドにも以前よりも強気な姿勢が形成されているような感覚がありました。
ただ、僕個人だけではなくチーム全体としても積極性がさらに増して “常に全力を出す” という雰囲気が出来上がってきた感覚がありました。
これは後からチームのキャプテンが話してくれた事なのですが、前回の試合で僕個人では自己評価で酷評をしていたものの、個人パフォーマンスのデータをチーム全体で見たときには良かった方だったらしく、それなのに満足せず全力で悔しがっていた姿をチームメイトたちが見ていたようで、それがほかのチーム全体のやる気を引き出した一つの要因でもあったらしいのです。
順位的にはかなり格上のチームとの対戦ということもあって、下馬評的には自分のチームがぼろ負けするといった予想のされ方でしたが、実際には接戦になることもあり、後日に分析官から出された試合データを見ても勝てるチャンスを多く作れていた試合内容でした。しかし試合結果の敗戦に変わりはなく、いくら試合内容が急成長したとしても負けは負けです。
チームの選手たち全員が試合という本番を通して確実に手応えや自信は手に入れたと思います。だけど “それでもまだ勝ててはいない” という事実に目を向けてここからさらに頑張ることが出来るかどうかで、 “勝てるチームのカルチャー” が形成され始めるか、 “ずっと内容だけに満足して勝てないチームになってしまうか” の分岐点にチームは位置しているなと思いました。
初勝利。
6月29日、シーズン第13節。
この日の試合で対戦する相手は第4節の試合で7-13 と接戦の末に惜敗したチーム、そしてアウェー会場での試合でした。
試合開始早々の一発目のプレーですぐに、以前までとは全然違う気迫と集中力を自分のチームから感じました。そしてそれは力差が拮抗して試合状況が停滞していた間も途切れることはなく、ついにはそれが最後まで続いて試合が終了。
結果、41-0 の圧勝で今シーズン初勝利となりました。
この結果は、前回の試合でチームの全員が現状に満足せず、勝てる可能性を自覚して信じた上で “勝ちたい気持ち” を貪欲に持ち続けてアクションを起こしたことが繋がったのだと思います。
個人的にも、この試合で4年ぶりにトライをして得点を取れたことで “自分の可能性” というものに自信がついて今後のチャレンジに対しての積極性を後押ししてくれそうな感覚を得ることが出来ました。
ただ、ここで得た結果に満足してしまうとこの白星がまぐれになってしまいかねないので、ここでもう一つ自己評価を厳しくしてさらに貪欲さを出さないと “勝ち続ける” には繋がらないと思う。この一週間もまたチームにとっても自分にとっても正念場なのかもしれない。
怪我からの復帰を果たし、そこから数試合を経てプレーの感覚もかなり取り戻して、中には怪我前よりも良くなったプレーも少しずつ増えてきたり。
苦悩や葛藤などもまだまだ色々あったりはしますが、確実に前進はしていると信じています。
今週末の土曜日にもまた試合はありますが、それまでの時間をどう過ごしてどんな気付きや学びがあるのかが楽しみです。
徳田 光希
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?