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リクエストの達人への道のりは険し

大阪のおばちゃんになりたいと思っています。 例えば、 電車で席を譲ってもらえなかった老人が、 「最近の若いヤツらは年上に対する敬意がないな」 「お年寄りには席を譲ろうって習わなかった?」 なんて嫌味を言ってしまうことがあるらしいです。 こんな事言ってもお互い嫌な気持ちになるだけだし、目的を達成できる可能性も低い。 「歳とって足腰弱って立ってるのがつらいので、席譲ってもらえませんか」とお願いした方がよっぽど席譲ってもらえる可能性は高いのだけれど、見ず知らずの人にお願いするの

    • 「わかりあえない」からはじめるファシリテーション(ファシリテーション✕NVC)

      ファシリテーション✕NVCの実験的ワークショップをやらせていただきました 日本ファシリテーション協会(FAJ)と言うNPO法人の定例会で、会議のファシリテーションにNVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)を組み合わせてみるとどうなるかと言う実験的ワークショップをやらせていただきました。 タイトルは   「わかりあえない」からはじめるファシリテーション   〜傾聴(Deep listening)編〜   〜〜合意形成を越える〜〜 ”

      • 葬送のフリーレン

        たまたま観た「葬送のフリーレン」と言うアニメがおもしろくて、原作漫画までぜんぶ読み切っちゃいました。 物語の舞台はいわゆるドラクエのようなファンタジーの世界。魔物や竜がいて、魔族・魔王がいて、勇者や戦士・魔法使い・僧侶のパーティが冒険をする。そんな世界の中での物語。 主人公のフリーレンはエルフの魔法使い。エルフの寿命は長いためフリーレンの見ためは少女だけれど千年以上生きている。フリーレンには、エルフに比べて無にも等しいような短い人生の中で、新年や誕生日を祝う人間の気持ち、

        • NVCを「共感的コミュニケーション」と呼ばない方が良いのではないでしょうか

          NVC(Nonviolent Communication)は、日本語で「共感的コミュニケーション」または「共感コミュニケーション」と呼ばれる場合があります。 でも、その呼び方はNVCをよく知らない人に誤解を招く恐れがあるので使わない方が良いのではないかと考えています。 シンパシーとエンパシー NVCのセミナーなどに参加すると「共感」と言う言葉は、ほとんどNVCイコール共感と言う感じでとても良く使われます。 そして、多くの場合「NVCの共感はシンパシー(sympathy)で

        リクエストの達人への道のりは険し

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